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海外旅行先では治安が心配で夜の外出は避けがちですよね。それでも現地のナイトライフを見てみたい人もいらっしゃるかと思います。今日はそんな方のためにバレンシアのカルメン地区をご紹介します。
スペインの夕食時間は遅く、早くても午後8時半、通常は9時以降のスタートになります。ゆっくり食事をしていると、あっという間に日付が変わっていることも。中心部で食事をした後にホテルに直帰せず、ナイトライフを少々体験したい方には旧市街のカルメン地区(Barrio de Carmen)をオススメします。
バレンシア市内でもっとも古い地区で細く入り組んだ暗い道も多々あるため、あくまでも安全を考え、メインとなる飲食店が並び人通りのある道だけを歩きましょう。それだけでも夜の雰囲気が楽しめます。
そのメインとなる通りとは、聖母広場(Plaza de la Virgen)とクアルトの塔(Torres de Quart)をまっすぐ結ぶ道で、真ん中にあるトッサル広場(Plaza del Tossal)より聖母広場側はカバジェロス通り(Calle Caballeros)、クアルトの塔側はクアルト通り(Calle Quart)といいます。距離にして800m弱、スタスタと歩けば10分くらいの道です。
なお、カバジェロには『騎士』という意味もあるのですが、かつて貴族達が住んでいたのがカバジェロス通りで、よく見ると重厚な作りの古いお屋敷が何軒も連なっています。
この界隈は金曜、土曜、祝前日の夜は、ナイトライフを楽しむ人で賑わいます。夕食を終えてから遊びに来る人が多いので、賑わってくるのは12時を過ぎた頃でしょうか。ぶらぶらと歩いてみて、気になるお店があれば食後の一杯を飲んでみてはいかがですか?
料金は高くないので、帰りはタクシーでホテルに帰ってくださいね。クアルトの塔の前の道や、セラーノスの塔の前のあたりで流しのタクシーが拾えます。安全はお金で買うものと考え、暗く人のいない夜道を歩いて帰ることは避けましょう。