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7月24日、サンフランシスコのソーマ地区のツイッター本社の看板の撤去作業が始まるも、途中で中断されそのままの状態となったX本社ビル。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
今回看板撤去に至ったのは、ツイッターを2022年10月に440億ドルで買収した米実業家イーロン・マスクのリブランディング計画によるものとなります。マスクは7月23日に新たな名称Xを発表し、今週アプリ上でもロゴデザインが新仕様に切り替わりました。
ツイッター本社のあるソーマ地区は、7月24日長年親しまれてきた看板の撤去が開始され、一時騒然となったものも途中で中断されERと青い鳥の部分を残したままの状態になっています。おそらく新たな許可を得るまでこのままの状態だと思われます。
フィッシャーマンズ・ワーフでは、著名なレストラン2軒が早々にリース契約を終了し、再オープンを見送ることになりました。今回閉店が明らかとなったのが、ジェファーソン・ストリートにある「Pompei’s Grotto」と「Lou’s Fish Shack」の2店舗。ポンペイの店舗は1946年に、ルーズ・フィッシュ・シャックは1988年にオープンし、フィッシャーマンズワーフの老舗店として親しまれていました。両店舗とも、パンデミック以来再開の目処が立っておらず、長らく閉店の状態となっていました。
フィッシャーマンズワーフの人足はパンデミック前の水準近くまで戻りつつあり、閉店状態の店舗を保持するより新たに活気のある新店舗を求める声も上がっていました。
7月最終週となる今週末、サンフランシスコ・ベイエリアでは、626ナイトマーケットがアラメダ・カウンティ・フェアグラウンドで7/28から三日間の間、開催されます。アジアの夜のバザールにインスパイアされたこのフェスティバルでは、いろんなエスニックの屋台を楽しめます。同じくアラメダダウンタウンでは、7月29日と30日の二日間、アラメダワイン&アートフェアが催されます。200以上の職人による民芸品や雑貨、フェスティバル・フード、地元のワインやビール、3つのステージでのライブ・ミュージック、キッズ・エリアなど盛りだくさんです。
7月29日、サンフランシスコ・ジャパンタウンの広場ではAloha by the Bayのコンサートが開催されます。土曜日の午後にのんびりと日本町の広場で、ハワイアンの音楽を楽しめます。
このコラムを書いている2023年7月28日現在、サンフランシスコの市のデータによると今週1週間のサンフランシスコの陽性率は4.5%。先週の4.1%からわずかに増加しているものの安定しています。カリフォルニア州の平均陽性率は7.6%。先の6.5%からこちらも増加しています。来週も増加傾向にあるのか引き続きレポートします。