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皆さん、今年の日本は例年以上に猛暑が厳しいようですね。
サンノゼも、7月に入って陽射しが少しずつ強くなり、筆者は、帽子なしでは屋外を歩くのが辛くなってきました。
7月といえば、米国では独立記念日です。各地で独立記念日イベントや交流イベントが展開し、街全体がとても盛り上がります。
サンノゼ市では花火は違法となっています。そのため、通常は花火を愉しむことはできませんが、この7月4日(毒区立記念日)に限って、合法な打ち上げ花火(と違法の打ち上げ花火)を愉しむことができます。
花火は、夏の醍醐味ですね。
東京育ちの筆者は、毎年夏になると、家の前での家庭用花火を愉しむほか、隅田川花火大会の打ち上げ花火を見るのがとても楽しみでした。また、平成の頃は、晴海の東京湾大華火祭を自宅から眺めることも夏の風物詩だったので、夏に花火が楽しめないと、夏らしさが半減するように思います。
ですから、サンノゼで全ての花火が違法と聞いて、とてもがっかりしました。サンノゼ市は乾燥が酷いので、火事の危険があり、花火は一切、販売されていません。
しかし、独立記念日のときだけ、アミューズメントパークや公立公園で、認可された打ち上げ花火が点火されます。
ところが、サンノゼでは、ここ数年、違法の打ち上げ花火が多発し、問題になっています。
独立記念日や年末のホリデーシーズンなどのお祝いの季節になると、人家からも違法の打ち上げ花火が数日に渡って打ち上げられ、騒音や火事の原因になるのです。
この写真(上)の右側は、合法な打ち上げ花火です。左側は、違法の打ち上げ花火になります。
合法か違法かに関わらず、打ち上げ花火はとてもきれいで、誰もがついつい見入ってしまいます。
しかも、違法であっても、延々と1時間以上打ち上げ続けられているので、警察の取締りが一体どうなっているのかを不思議に思いながら眺めるのも、真です。
ちなみに、筆者の自宅から臨める打ち上げ花火会場は、一箇所しかありません。
しかし、今年は、三方向で花火が上がっていました。二箇所はあきらかに違法の打ち上げ行為です。
FIREWORKS ARE ILLEGAL(花火は違法です) REPORT ILLEGAL FIREWORKS(違法な花火を報告しましょう) Use our online form to report illegal fireworks. Complete the form fully and include as much detail as possible. All reports will be reviewed and if sufficient information is provided, the City’s Code Enforcement Division will issue a warning or citation… (規定のオンライン フォームを使用し、違法な花火を報告してください。フォームには詳細を可能な限り記入してください。報告は全て検証され、提供された情報が十分だった場合、市の法執行部より警告の発令もしくは違法チケットの発行を行います (後略)(筆者抄訳) 引用元:https://www.sanjoseca.gov/your-government/departments-offices/fire-department/public-education/seasonal-holiday-safety/fireworks-rules-laws(Fire Department, City of San Jose)
San Jose officials crack down on illegal fireworks(サンノゼ当局による違法花火の取締り) Citing the dangers of illegal fireworks, San Jose city leaders and first responders are urging residents to leave Fourth of July fireworks to the professionals and are cracking down on violators. At a news conference last week, Mayor Matt Mahan said people caught selling fireworks will face up to a $15,000 fine and potential jail time. The San Jose Police Department seized approximately 38,000 lbs. of illegal fireworks in a raid off Blossom Hill Road on June 29. Mahan said there were 150 fireworks related fires in the city over the past three Independence Day holidays, including 64 last year….. Fines for using fireworks are $1,000 for first-time violations. A second violation within 18 months is $2,000 and a third is $3,000…. (サンノゼ市の指導者達は違法花火の危険性を挙げ、独立記念日の花火は専門家に任せるよう住民に呼び掛け、違反者の取り締まりを行っている。 先週の記者会見において、マット・マハン市長は、花火販売の逮捕者は最大1万5000ドルの罰金と懲役が科せられる可能性を述べた。 サンノゼ警察は、6月29日のブロッサム・ヒル・ロードでの取締りで、約38,000ポンド(約17.3トン)の違法花火を押収している。 マハン氏は、過去3年間の独立記念日シーズンにおいて、サンノゼ市内では花火起因の火災が150件も発生し、その内の64件は昨年発生したと言及している。(中略) 花火利用による罰金は、初回違反者は 1,000 ドルです。 18ヶ月以内の再犯は2,000 ドル、3回目の違反は3,000 ドルとなっている。(後略)(筆者訳) 引用元:https://sanjosespotlight.com/san-jose-officials-crack-down-on-illegal-fireworks/(San Jose Spotlight)
サンノゼ市も、取締りにかなり頭を悩ませているようです。
今年、7月時の最高気温は、34°C(94°F)でした。
最低気温は、12°C(54°F)です。
しかし、熱波が何回かあり、陽射しの強さと相まって、日中はとても外に出れそうにないように感じられるお天気もありました。
2023年7月の天気予報
https://www.accuweather.com/ja/us/san-jose/95110/july-weather/347630?year=2023
この夏、日本に一時帰国をされ、またサンノゼに戻った友人たちからは、異口同音に「こちらは乾燥していて過ごしやすい」というコメントを聞きます。
8月は、最高気温は7月とそう変わらず、最低気温が少し上がって、15°C前後を推移しそうな見込みです。
2023年8月の天気予報
https://www.accuweather.com/ja/us/san-jose/95110/august-weather/347630?year=202
サンノゼを8月に訪問される場合、6月・7月と同様、サングラス、つばのある帽子、日傘もしくは日焼け予防用の軽いジャケット類、日焼け止め、日焼けケアクリーム(アロエクリーム等)、女性の方は、顔面用の水分補給スプレー等の持参を推奨します。
履物は、サンダルも良いでしょうが、あっという間に足が日焼けして、サンダルの後が白く残るようになりますので、ご注意ください。
日本よりもかなり陽射しが強く、乾燥しています。
そのため、皆様のお肌も日本にいるより何倍も日焼けしやすくなるでしょう。そのための対策を事前にされて、観光を楽しんでいただくのが良いかと思います。
※2023年8月3日 誤字及び脱字、不自然な文章表現を一部修正しました。