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モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
モントリオールは涼しい日が続いていましたが、ここ2~3日暑い日が戻って来ました。
今日は7月31日に一部が開通したREM(首都高速鉄道)をご紹介します。
Le Réseau express métropolitain (通称REM レム:首都高速鉄道)は、モントリオールのダウンタウンとモントリオール島の南(サウスショワ)にあるブロッサー地区や、北(ノースショワ)にあるドゥ・モンターニュ、そしてモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港や西島のサンタンヌ ド ベルビューまでを結んだ鉄道路線です。
車両は電化方式の自動運転で運行されており、とても快適です。
REM全線が開通すると自動運転での運行が全長67キロメートル超にもなり、ドバイの地下鉄やバンクーバーの「スカイトレイン」、シンガポールの「メトロ8」に次いで世界で4番目に長い、自動運転が行われている電車のネットワークになるそうです。
ダウンタウンはMcGill駅に止まり、VIA鉄道のあるボナベンチャー駅、そこからサウスショワへと向かいます。
McGill駅開通は2024年末、そしてモントリオール国際空港の開通は2027年を予定しています。
待ちに待ったモントリオールのダウンタウンとモントリオール国際空港を結ぶ初の空港鉄道になり、さらに既存する路線において現在1時間に1本程度だった電車が、日中は10分間隔での運行の大幅な増便となり、それを利用していた乗客にとっては大変便利になりますね。
7月29日と30日にはREMの開通式イベントが行われ、乗車料金無料、記念品がもらえたということもあり、たくさんの市民が駆けつけ、体験乗車のための長蛇の列が出来ました。
電車は自動運転で運転手がいない為、先頭車両から電車が走る様子をビデオで撮影したり、写真を撮ったりする人で大変な賑わいでした。
今回開通した、Bonaventure(ボナベンチャー)駅からBrossard(ブロッサー)駅までの行程の動画を撮影したので、Youtubeでバーチャル体験をお楽しみください。
本日はモントリオールにおいて一部開通した、Le Réseau express métropolitain (通称REM レム:首都高速鉄道)をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)