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数多いロンドンの観光名所のなかでも、つとに知名度の高いトラファルガー広場。
高々とそびえ立つネルソン提督像を囲む4頭のライオン像、美しい彫刻がある噴水、広場から仰ぎ見れば白亜の国立美術館「ナショナル・ギャラリー」と、ロンドンならではの光景を味わえます。
そんなトラファルガー広場に行ったら、ぜひ見て欲しいものが他にもあります。それは広場周辺の、歩行者用信号!
これらは2016年に、ロンドンのLGBT+祭典プライド開催を祝して設置したもの。
約50の歩行者信号がLGBT+(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、その他の性的マイノリティ)のシンボルに取り替えられ、今もその多くが残っています。
日本でもレインボーカラーの旗などとともに、徐々に浸透しているプライド。LGBT+に代表されるセクシュアル・マイノリティを受容する社会は、すなわち誰もが生きやすい多様性ある社会。
この歩行者信号は、そんなメッセージを呼び掛けているように見えますね!