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明石海峡の新鮮な魚が水揚げされる垂水漁港。垂水を訪れた際、新鮮でお得なランチを食べたい方におすすめの垂水漁港食堂を紹介します。
JR垂水駅(山陽垂水駅)から南に約4分。潮風が吹き抜ける垂水漁港の海沿いに建つのが「神戸市立水産会館」です。海からの潮風もあり、お世辞にも写真映えするきれいな建物とはいえませんが、知る人ぞ知るのか、筆者が訪れた平日のランチ時は駐車場に多くの車が停まっていました。
今回紹介するお店は、水産会館2階にある「垂水漁港食堂」です。
11時30分ごろ入店すると10席ほどのテーブルはすでに満席、店員の方たちが忙しそうに料理を運んでいます。順番待ちの名前を書き、運よく5分程で席に通されましたが、すでに私たちの後ろは2~3組が待っている状態。ちょうどランチの時間帯とはいえ人気の高さがうかがい知れます。
店内は2面が大きな窓になっており解放感抜群! どの席に通されても大きな窓からのオーシャンビューを楽しめます。残念ながら筆者が訪れた日は台風接近中ということで曇っていましたが(記事内画像は別日に撮影のもの)、晴れた日には釣りから戻ってきた漁船や明石海峡大橋、淡路島を望みながら日本全国の新鮮な魚を使用した料理を楽しめます。
メニューは、新鮮な魚をたっぷり使用した丼と定食、うどんやそばなどの麺料理があります。筆者が注文したのは一番人気の垂水漁港定食(1380円)。母は7種盛り定食(1650円)を注文しました。
ほぼすべての丼、定食で釜茹のシラスが食べられます。このシラスは垂水漁港で早朝水揚げされたもので鮮度抜群! また垂水の隣、須磨で養殖されている須磨サーモンを使用したサーモンフライもあり近海の味を堪能できます。
垂水漁港定食はたっぷりのシラスがのったシラスご飯とお刺身(この日は焼鱧、マグロのなかおち、ヒラメ)、サーモンのフライ、みそ汁、漬物とボリューム満点の内容です。シラスはスーパーで見るものより一匹一匹が大きいのですが、口の中で残らずフワフワの食感を楽しむことができます。筆者も初めて食べた須磨サーモンのフライはあっさりしていてとても食べやすかったです。揚げたてザクザクをほおばりました。
7種盛の刺身も見た目から分かる鮮度の良さと、口に入れた時のプリプリコリコリした食感が心地よく満足できるボリュームです。鯛やタコ、赤貝など一度の食事で7種類の刺身(とシラス)が食べられてこの値段はお値打ち!
ぜひ垂水で新鮮なランチを楽しみたい方は足を運んでみてください!
水産会館から徒歩すぐの場所には神戸市漁業協同組合の直売所があり、ちりめんじゃこをはじめ、この辺りの名産品いかなごのくぎ煮、須磨の海苔が販売されています。全国発送も対応しているので、神戸の海の幸を自宅でも楽しむことができます。