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みなさま、サワディーカー。今日は、タイ・バンコクのベンジャシリ公園で開催された噴水ショーとアイコンサイアムで開催中の噴水ショーを中心にご紹介します。
目次
8月12日は、タイのシリキット王太后(プミポン前国王の王妃、ワチラロンコン国王の母)の誕生日で、1976年以降、王太后の誕生日は母の日と制定され、祝日になっています。
そこで、今年は、8月12日~31日の期間中、タイのシリキット王太后生誕日の91歳のお誕生日とタイ母の日をお祝いする噴水ショー『The Queen Mother of The Nation(国の母なる女王)』がBTSプロンポン駅下車すぐのベンジャシリ公園において開催されました。このイベントは、午後7時、午後8時、午後9時の合計3回上演され、大変見事な内容でした。
前日の8月11日には、バンコク都知事チャチャート・バンコク都知事、ユタサック・タイ国政府観光庁長官が招待され、午後6時から開会式、午後7時~噴水ショー、午後7時20分~キャンドル点灯式も行われたようです。
様々な色の噴水ショーが見られた他、途中には、タイの国旗を連想する色も見られました。赤、白、青の3色は、国家(ชาติ)、宗教(ศาสนา)、国王(พระมหากษัตริย์)を示していると言われています。
その他、動画や日によっては花火まで見られました。会場となった公園には、連日大変美しい正装で来ているタイ人が多かったです。
8月12日は、タイ全体が、深い尊敬と敬意をもってシリキット王太后の誕生日をお祝いし、各地で美しい飾り付けやイルミネーション等がなされます。また、タイでは、「母の日」にもあたりますので、王太后を敬うことはもちろん、母親や家族に思いを寄せる日でもあります。
タイでは、ジャスミンの花が母の日のシンボルとなっており、感謝の気持ちを込めて、子どもからジャスミンの花を贈ります。また、水色が母の日の色となっており、シリキット王太后の色である水色が母の日の色にもなっており、水色の洋服を着た人が多く見られます。
上記で紹介したベンジャシリ公園の噴水ショーは既に終了していますが、2018年11月10日、チャオプラヤー川沿いにオープンしたタイ最大級複合施設「アイコンサイアム(英語表記:ICONSIAM、タイ語表記:ไอคอนสยาม)」の噴水ショーは、現在も見ることが可能です。
G階の外(チャオプラヤー川沿い)に、River Park(リバーパーク)というスペースがあり、チャオプラヤー川が一望できる上、毎日午後6時半と午後8時に、東南アジア最長の幅を誇る400mに及ぶ噴水ショー『The ICONIC Multimedia Water Feature』を鑑賞することができます。また、毎年ロイクラトンやクリスマスシーズン等、季節のイベントが近づいてくると、様々な装飾で彩られた、アイコンサヤームならではの催しやイルミネーションも見られます。
※噴水ショー『The ICONIC Multimedia Water Feature』についての解説はこちら(アイコンサイアムの公式ウェブサイトにリンク)▽
https://www.iconsiam.com/en/attractions/iconic-multimedia-water-feature
また、最近、アイコンサイアムの6階で一躍注目を集めている食のゾーンの1つに『ALANGKARN ZONE』があります。ここには、タイの食文化の中枢を担う田んぼ等、真の食のパラダイズを表現したスペースになっているとのこと。そして、長い歳月、地球上の生物を生み出した恵みの雨に見立てたアジア最長の15mもの滝を観賞できるようになっています。
※『ALANGKARN ZONE』についての解説はこちら(アイコンサイアムの公式ウェブサイトにリンク)▽
https://www.iconsiam.com/en/attractions/alangkarn
以上、タイ・バンコクで見られる水のショーは無料で見ごたえがありますので、今回紹介しました。ベンジャキティ公園の噴水ショーは既に終わってしまいましたが、タイ・バンコク滞在の機会があり、アイコンサイアムや近くまで行く予定があれば、噴水ショーと滝をご覧になってみてはいかがでしょうか。それでは、皆様、サワディーカー。