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韓国・ソウルを土日だけで満喫! 航空券の探し方やかしこく観光する方法を紹介

地球の歩き方永倉

更新日
2023年10月16日
公開日
2023年10月16日
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日本から約2時間30分で訪れられる韓国は、短い休暇でのちょっとした旅行にぴったり。休暇はなかなか取れないという方でも、週2日の休みで十分観光を満喫することができます。今回、筆者は金曜の深夜着、月曜の早朝発のフライトを取り、土日の2日間だけソウル観光を楽しんできました。航空券の取り方や、2日間で観光を楽しむ術をご紹介します。

出発前の準備

航空券の探し方

©︎iStock 韓国・ソウルへは多数の航空会社のフライトが発着している。条件や都合に合うチケットを購入しよう

現在、日本から韓国・ソウルへ行くにはJALやANA、大韓航空などのFSC(フルサービスキャリア)、チェジュ航空やZipairといったLCC(ローコストキャリア)など、多くの航空会社によるフライトが就航しています。

今回、筆者は土日を丸々観光に充てるため、チェジュ航空の以下のフライト(往復で約3万1000円)を利用してソウルへ訪れました。

出発地 到着地 出発時刻 到着時刻 所要時間
出発日(金曜日) 成田空港 仁川空港 20:30 23:35 3時間5分
帰国日(月曜日) 仁川空港 成田空港 7:05 9:35 2時間30分

2023年8月時点のフライトスケジュールです。

東京(成田・羽田)からソウル(仁川・金浦※)までは約2時間30分ですが、札幌(新千歳)からソウル(仁川)でも約3時間、福岡にいたっては約1時間強でソウル(仁川)へ行くことができるので、日本から気軽に訪れられます。

仁川国際空港は日本の各都市からのフライトが発着しています。東京の羽田空港や大阪の関西国際空港からは金浦国際空港へのフライトが各社1日2〜3便ほど運航しています。

航空会社によってフライトスケジュールや航空券代が異なります。土曜の朝ソウル着の便を選ぶことや、もっと遅く・早く出発する便を選ぶこと可能なので、自分にとって条件のいいフライトを見つけてみてください。

とにかく安い航空券を購入する場合

航空チケットは航空会社の公式サイトや旅行代理店で購入する方法などさまざまありますが、とにかく安く購入したいという場合は、まず「スカイスキャナー(Skyscanner)」や「トラベルコ」などの料金比較サイト・アプリを利用するのがおすすめです。

今回はスカイスキャナーのアプリを利用して説明します。

1.スカイスキャナーのアプリを開き、「航空券」をタップ

©︎[Skyscannerアプリ](https://www.skyscanner.jp/mobile.html)より

2.出発地と目的地、旅行予定月、期間を選ぶ

©︎[Skyscannerアプリ](https://www.skyscanner.jp/mobile.html)より

旅行日程が決まっている場合は出発地と目的地のすぐ下の枠から日程を選びます。旅行日が未定の場合は、月ごとに最安値を検索することができます。

月ごとに最安値を見ていく場合、「週末」や「週末を含む連休」などの指定をすることもできますので、希望に合わせて選択しましょう。

3.都合のよい条件の航空チケットを選ぶ

©︎[Skyscannerアプリ](https://www.skyscanner.jp/mobile.html)より

出発・現地到着時刻や直行便かどうか、フライト時間、利用する航空会社などの情報が表示されるので、自分の予定や条件に合うものを選びます。上の画像では最安値の便=直行便となっていますが、「最安」「最短」「直行」などの条件でフライトを表示させることもできるので、目的に応じて選んでみてください。

希望する航空チケットが見つかったら、アプリの案内に沿って、その航空チケットを提供している航空・旅行会社の予約サイトに移って購入を完了させます。

航空券選びで注意したいポイント

一点注意したいポイントとしては、安い航空券は深夜・早朝発着のフライトが多めです。深夜・早朝に到着する場合、地下鉄やバスなどの交通機関が利用できないため、タクシーを利用しなければならない場合もあります。

のちほど触れますが、空港からソウル市内へ出るためには金浦空港から3300円~、仁川空港からだと5500円~がかかります。安い航空券を購入したものの、タクシーの利用で逆に出費がかさんでしまった、ということにもなり得ますので、出発・帰国時の移動手段や観光スケジュールをざっくり決めてから航空券を選ぶことが大切です。

アプリをインストールしておく

ソウルでの移動手段として地下鉄やタクシーを使うことが多いですが、日本で使っている経路案内アプリや配車アプリは使えないことも。また、普段Google mapを利用している方は、施設やエリアの検索はできても、経路案内ができない場合があるなど、日本と同じようには使えないこともあります。事前に以下のアプリをインストールしておくと、ソウル到着後スムーズに観光することができます。

アプリ名 サービス説明 アプリインストール
Subway Korea(韓国地下鉄路線図) 地下鉄の乗り換えや所要時間を日本語で検索OK。駅案内や出口案内、時刻表も検索できる。 iOS Android
カカオタクシー 手軽にタクシーが呼べる人気アプリ。目的地の住所も同時に入力するので会話の心配がない。 iOS Android
Papago 韓国語をはじめ13ヵ国語を翻訳。特に韓国語→日本語は評判がいい。テキスト、画像、音声などに対応。 iOS Android
Google 翻訳 Googleが提供する翻訳アプリ。テキストやウェブページ全体をすることができる。画像・音声にも対応。 iOS Android
NAVER マップ NAVERが提供するマップアプリ。韓国ではGoogle map上で経路案内サービスが使えないことも多いので、NAVER マップがあると便利。 iOS Android
WOWPASS 専用カードに日本円をチャージしクレジットカードと同じように利用できるWOWPASSのアプリ。アプリでは残高確認が行える。詳細は「WOWPASSの使い方」へ。 iOS Android

ネットの手配を行う

韓国では、空港や町なか、カフェでフリーWi-Fiを利用することができますが、何か調べものをしたり地図を見たりする際にすぐネット接続をするためには、Wi-Fi機器のレンタルや携帯キャリアの国際ローミングの申し込みを行ったほうが確実です。

観光日数が短い場合は、現地到着後にWi-Fi機器のレンタル申し込みを行うと時間がかかる場合があるのと、帰国前にレンタルした店舗に訪れて機器を返却しなければいけない場合もあるので、日本で出発前に手配を済ませておくことが肝心です。Wi-Fi機器のレンタルやフリーWi-Fiのつなぎ方については、以下の記事も参考にしてみてください。

携帯キャリアの国際ローミングは、利用にあたって追加料金があるサービスとないサービスがあります。どのようなサービスが提供されているかについて、ご自身が使っている携帯キャリアに確認してみるとよいでしょう。

筆者はNTTドコモが提供する料金プラン「ahamo(アハモ)」でネットを利用しました。ahamoでは追加料金不要で、韓国を含む海外82の国・地域(※)でデータ通信が可能です。現地到着時にスマホの設定画面から「データローミング」をオンにするだけでよく、飛行機が到着してすぐにネットを利用することができ便利です。海外旅行へよく行く方はahamoの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ahamo公式サイト「海外データ通信」より

ホテルの場所を決める

仁川エアポートホテルエアステイの部屋の様子

短い期間でソウルを最大限満喫するには、ホテル選びがカギを握ってきます。移動で時間が取られてはもったいないので、できるだけ地下鉄の駅や観光地に近いホテルを選ぶのがおすすめです。

筆者はソウル到着(金曜日)が深夜だったため、タクシーでの移動距離を極力少なくするために初日は空港近くで、かつ地下鉄雲西駅から徒歩圏内の「仁川エアポートホテル エアステイ」に宿泊し、土・日曜日は観光地に出やすい乙支路4街駅から徒歩1分のホテル「国都」に宿泊しました。

ホテルを変えるのは面倒ですが、日数が限られている場合は少し手間をかけることで観光をスムーズにすることができるので、ご自身の観光予定エリアとあわせてホテルを選んでみてください。

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