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モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
ローレンシャン高原の紅葉も佳境に入って来ましたが、モントリオールの紅葉はようやくピークを迎えます。
今日ご案内するレストランは、旧市街の中心でもあるジャック・カルティエ広場から徒歩1分のイタリアンレストランで、その名も「L'Usine de spaghetti(ユジーン・ドゥ・スパゲッティ=スパゲッティー・ファクトリー)」。
ボンスクール市場の目の前にあり、内装がレトロで落ち着いた雰囲気のイタリアンレストランです。
こちらのレストラン、何と!メインにサラダとパンがついてお値段18$から!!
しかもサラダはサラダバーになっているので、好きなだけサラダも食べられます。
※サラダバーのみ注文することも出来ます(15$)
天井からつるされたステンドグラスランプは、レトロチックな雰囲気を醸し出し、まるで古い洋館に迷い込んだようです。
メニューは、前菜からメインのパスタ料理までたくさんのチョイスがあり、キッズメニューも
あるので、お子様連れにも人気です。
ハイチェアやおむつ替え台もあるので、赤ちゃんを連れてのお食事でも安心ですね!
私が注文したパスタは、「Général De Gaulle(ジェネラル・ド・ゴール)」というメニューで、ペンネにスモークサーモンが入ったクリーム系のパスタです。
「ジェネラル・ド・ゴール」とは、パリの空港の名前にもなっているフランスのシャルル・ド・ゴール大統領のことです。
【シャルル・ド・ゴール大統領とモントリオール】
何故モントリオールでシャルル・ド・ゴール大統領なのか?
ここで興味深いお話をひとつ・・・。
シャルル・ド・ゴール大統領が1967年のモントリオール万博に正式招待された時、演説の予定はなく挨拶程度の予定だったのですが、モントリオール市庁舎前に集まった15,000人もの市民を目にし感極まり、市庁舎正面のバルコニーから
「モントリオール万歳!」
「ケベック万歳!」
「自由ケベック万歳!」
「フランス系カナダ人万歳!」
「フランス万歳!」
と叫んでしまい、当時カナダの首相でありトロント空港の名前にもなっているレスター・ピアソン氏を怒らせてしまったという話が残っています。
飛行機で首都のオタワに行くはずが、コルベール防空巡洋艦でケベックシティに到着し、ルイ15世がつくらせたケベックシティからモントリオールに続く「Chemin du roy(シュマン・ドゥ・ロワ)=王の道」を通り、モントリオールに到着し、この演説をしました。
モントリオール市民、ケベック州民にとってはとても有名なお話です。
本日はモントリオールの旧市街で、美味しく、ボリュームたっぷりのパスタ料理が食べられるレストラン「L’Usine des spaghetti(ユジーン・ドゥ・スパゲッティ)」をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)