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【鳥取県】歩いて「知る」食べて「知る」八橋よいとこ再発見!八橋ぶらりウオーキング♪

miumiu

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鳥取特派員

更新日
2023年10月27日
公開日
2023年10月27日
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こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。
朝晩と涼しくなり少しずつ秋の気配を感じるようになり、秋のイベントが各地で開催される季節となりました。秋が終わり極寒の鳥取県になる前に休日を利用してのお出かけを思いきり楽しもうと思っています♪
(鳥取砂丘があるせいか「鳥取県」は雪が降らないイメージなんでしょうか?意外と知られていませんが、鳥取県は豪雪地帯です。冬、鳥取県にお越しの際は、スタッドレスタイヤの着用をお願い致します)

気持ちのいい秋晴れの休日、琴浦町(ことうらちょう)にある八橋小学校の創立150周年記念イベントとして開催された「八橋ぶらりウオーキング」に参加しました。ワタクシは、廃校などにより母校がないけぇすごく羨ましい気持ちでした。

八橋小学校ゆかりの地として「旭東電気株式会社」へ。
以前、「ステップ電気」という会社名だったんだよな~。ここで、バイトをしたことがあったよな~と懐かしむ参加者もおんさるなか、社内に入ると八橋小学校旧校舎だった頃のなごりがありました。

かつて、子供たちが階段ダッシュをしたであろう木製の階段の真ん中に白い線がほんのり残っていたり「確か、奥の部屋が音楽室だったような?」と当時を思い出す参加者もおんさったり思い出話に花が咲きました。

また、線路近くの木造校舎も以前八橋小学校だったそうです。

「八橋ぶらりウオーキング」コースには、5つのグルメポイントがありました。
まず、はじめのグルメポイントは、や~めら~れませ~ん♪ ふろしき饅頭♪ のフレーズでお馴染み地元に愛される「やまもとおたふく堂」のふろしきまんじゅう。風呂敷を包んだような形になっとるけぇ「ふろしきまんじゅう」と呼ばれているのだけど、しっとりやさしい味わいで何個でもペロリと食べられちゃうおいしさは変わらず♪
鳥取に訪れたらORゴールデンウィークにお出かけしたいTOTTORIのお店(中部グルメ編)記事

ふろしきまんじゅうを食べながら「八橋橋」を歩いていると、かつて戦国時代この橋を境に東部が毛利勢、西部が織田勢に分かれていたと近所の歴史好きに教えてもらったことを思い出す。なんでも「八橋城」は、山陰での毛利勢の中心拠点として重要視されていたとか。普段、何気なく見慣れている風景にも歴史を感じる~。

城外や外郭に逃げることができるようになっていた「搦手口」跡を歩き進めると…

氏子からは「お諏訪さん」と親しまれている「諏訪神社」古来、諏訪大明神と称し清和天皇が貞観3年(861年)信濃国諏訪から勧請されたと伝えられており、明暦元年(1655年)再建、明治5年(1872年)「諏訪神社」となりました。
"お諏訪さん"と親しまれている「諏訪神社」で桜と昔ながらの町並みを楽しむ春記事

「諏訪神社」から眺めるかつての城下町。

東伯産若鶏を使用した老舗の焼き鳥屋「大阪屋」の焼き鳥(鶏皮)香ばしく焼かれた鶏皮に甘ダレがしょんで相変わらずのおいしさで何本でも食べられちゃう!! 大好きな味!! むかしを知る人は、今は無きショッピングセンター「トーク」で営業しとんさった懐かしい思い出。
地元東伯産若鶏を使用した地元に愛される焼き鳥屋さん「(有)大阪屋」記事

かつて新婚旅行で訪れた小泉八雲とセツが訪れた「八橋海水浴場」
この日のような青空の下で小泉八雲も海水浴を楽しまれたんだらぁか?! 明治24年当時(1891年)日本人は海水浴をする習慣がなかったらしく「ちょ、見てみないや! 誰だか海で泳いどんなるで~!」と人々が言ったかどうかは知りませんが、見物客がたくさんいたと小泉八雲が友達に宛てた手紙に書かれていたといわれています。

鳥取県民のソウルフード「白バラ牛乳」の聖地、「大山乳業農業協同組合」の牛乳アイスクリーム。
濃厚なミルクの味わいながらも後味スッキリな逸品でカラダのなかからクールダウン!! 一緒に歩いた子供たちが言うには、学校給食のデザートにも登場するんだっていな!! ええこってすネ。

「諏訪神社」と「旧中井旅館」に「鍵の手」と呼ばれるクランク状に曲がった道路があります。直角に2回曲がらんといけらぁせんので攻めよせた敵の進行が遅くなること、前方を遮断して遠見が利かんや~になる戦略的な意味もあるだって。

「旧中井旅館」明治24年(1891年)8月、小泉八雲とセツが新婚旅行で訪れた際に宿泊した旅館です。
「八橋はきれいで静かです。旅館もどこよりもよい宿です。私は、八橋では愉快でした。眠り、食べ、泳ぎ、まったく快適です。」(小泉八雲が友達に宛てた手紙より)

江原酒造本店」明治26年(1893年)創業の老舗。現在の建物は、昭和5年(1930年)御来屋の呉服店の建物を解体移築したもの。

「江原酒造本店」に隣接する細い路地の先に、かつて新婚旅行で訪れた小泉八雲とセツが訪れた「八橋海水浴場」があります。

見た目、ただの坂道に見える場所が、かつて「制札場」法令規則などを一般人に知らせるために、人が集まる場所として立札を設置したところなんだとか。むかしむかし。立札を見るために人が集まっただらぁか?! と想像すると面白い。

「法輪寺」創建慶長2年(1597年)日蓮宗。天女の彫り物があるとのことで見学させていただきましたが、特に各スポットの説明などなかったので詳しいことは分かりませんでした。

八橋グルメといえば「山本おたふく堂」店舗の対面にある「あぶい蒲鉾」のちくわを思い浮かべます。あご(トビウオ)を使ったカツ「あごカツ」を使ったご当地バーガーも有名ですけぇ、琴浦町にお越しの際はご賞味つかぁさい。

最後のグルメスポットは、学校給食でお馴染みの「米田ベーカリー」のパンでした。
気持ちのいい天気のなか歩きながらおいしいグルメを楽しみ何より「八橋」を知ることができてよい経験となりました。まだまだ、知らないことが多い魅力いっぱいの琴浦町を楽しみたいという気持ちでいっぱいになりました。

そうそう、琴浦町のグルメといえば!! コツ骨コツ骨牛骨ラーメン!! 琴浦町グルメトリート沿いにあるラーメン店「いち源」が毎月1日いちげんらーめんの日ということで、ラーメン通常580円が、な、なんと!! 350円でいただけっです。

この日は、1日ということで「八橋ぶらりウオーキング」後、「いち源」のラーメンの日だがん!食べに行かいや!ということで出かけましたが、店の外にも待ち人が並ぶほどでした。麺にからまったアツアツのスープとともに口の中いっぱいに広がる味わいと鼻から出てくるスッキリ感♪ あっという間にごちそうさまでした。
琴浦町内に牛骨ラーメンをいただけるお店が何軒がありますので、鳥取県にお越しの際はご賞味つかぁさい。

いち源

住所
鳥取県東伯郡琴浦町大字八橋392-1
定休日
火曜日
駐車場
あり
営業時間
11:00~21:00
電話番号
(0858)52-3933
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