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いよいよ2023年もクリスマスまで、あと1ヶ月。お店のウィンドウや大通りの電飾など、どんどんクリスマス一色になってきたイギリスです。
先日ロンドン・キングズクロス駅から出る急行列車に乗る際、発車時刻までたっぷり余裕があったので隣接するセントパンクラス駅にも立ち寄ってみました。
というのも毎年この駅のクリスマスツリーは、見応えあるデザインが多くて楽しみなんです!
今年も期待にたがわず、古風な書架のようなツリーがそびえ立っていました!
本棚を囲むように螺旋階段もあって、まるでお屋敷や古い大学などにある図書室みたいな雰囲気を醸してますよね。
というのも今年のスポンサーは、「Hatchards(ハッチャーズ)」という書店。創業は1797年に遡り、現存するイギリス国内書店では最古という老舗です。
1801年にはピカデリーの百貨店「フォートナム&メイソン」の隣に移転し、現在もそこで操業中。またエリザベス2世とフィリップ殿下、そして現在の主君チャールズ国王の3人から王室御用達に認定されています。
さらに2014年以降は、このセントパンクラス駅のショッピングエリアでも「フォートナム&メイソン」支店の隣にオープン。お互いに高級ホンモノ志向の顧客がターゲットなので、良い隣人同士なんですね!
このフロアーの上階は、列車でフランスやベルギーに行けるユーロスターのプラットフォーム。欧州からの旅行者にも、イギリスならではの老舗・王室御用達の書店によるツリーは好評を博しています。
もちろんロンドン地下鉄やイギリス国内列車など、利用機会も多いセントパンクラス駅。乗り継ぎなどで近日この駅を利用する事があったら、ちょっと立ち寄ってみませんか?!