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あと10日ほどでクリスマス本番。スペインの町はイルミネーションでキラキラと輝き、クリスマス気分が盛り上がっています。
私は21年半前に日本からバレンシアに転職し以来ずっとこちらに住んでいますが、イルミネーションなどのクリスマス装飾は年々華やかになっている印象があります。
マドリードの中心にあるプエルタ・デル・ソル市場のクリスマスツリーは、11月23日から点灯中。どんなツリーになるのか毎年楽しみにしている人も大勢います。今年は黄金に輝くツリーです。
北ヨーロッパでは本物の木にオーナメントを飾ったスタイルのツリーを目にしますが、スペインはほぼどこもこの電飾スタイル。都会の広場に大きなもみの木を飾ることはできないので仕方ないですね。
大晦日の夜にはこの広場でカウントダウンイベントが開かれ、その様子はテレビを通してスペイン中に中継されます。広場に面したマドリード自治州の政府庁舎にある時計塔を見ながら、夜中の12時の鐘に合わせて12粒のブドウを食べて新年の幸運を願うのです。かなり混み合うので、行く方はスリに注意し、歩きやすい靴、汚れてもいい服でお出かけください。割れたシャンパングラスやボトルが地面に落ちていたり、近くからシャンパンのしぶきが飛んでくることもあります。
このツリーは、今シーズンはカレンダーの関係で来年1月7日までソル広場を照らしています。