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ナパバレーを形成する東の山Vakas山脈の頂上直下の西、ジョージ山と北のミリケンキャニオンの間にあるのが、洞窟のワイナリで有名な*Jarvis Estate*です。Javis Estateは、Jarvis夫妻が、ナパで初めて醸造施設を含めてすべてを洞窟(Cave)内に作ったワイナリです。洞窟内の一定した温度と湿度を有効に使って、ワイン醸造、樽による熟成を行っているそうです。
テイスティングの予約はこちらから。グループテイスティングです。支払いは当日お願いします。
(*) 写真の使用は、Javis Wineryの同意をいただいています。
洞窟内には赤ワイン、白ワイン用のタンクが所狭しと並んでいます。訪問した11月中旬は、醸造の最終段階だという事でした。
醸造したワインは、すべて洞窟内で熟成させるそうです。
仕様前のオーク樽ののローストの香りをかぐことができました。ほのかな炭のにおいがしました。
今回説明してくださったSusanさん。
洞窟内には、滝と川が流れており、湿度の一定に保つのに寄与しているそうです。
この機械でワインの瓶詰めを行い、その後ラベルを張るそうです。
ワイナリのまわりに広がるブドウ畑は標高が300mと高い為、ナパバレーとは異なった気候で美味しいワイン用のブドウが栽培できるとのことでした。気温差は4℃ほどあるそうです。
洞窟内には広いホールがあり、イベントなどにも利用されるそうです。
共同創業者でもある、創業時のワインメーカー醸造家であるドミトリー・チェリチェフ氏は、ナパのワイン作りの父と言われるアンドレ・チェリチェフ氏のご子息だそうです。
アンドレ・チェリチェフは、1930年代後半からのナパのワイナリの興隆期に、ワインの2次醗酵(マロラクティック醗酵)や、薬品作りに使われていたミリポア社の濾過フィルターの導入など次々に新技術を取り入れて品質向上を図り、「パリスの審判」での優勝、ひいては今のナパワインの成功の立役者です。
Jarvis Estateへは、車が必須です。Napa市からUber/Lyftを利用することもできます。