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イギリスではクリスマスを過ぎても、すぐにはクリスマスのデコレーションやツリーを片付けません。それどころか大晦日や新年も、クリスマス飾りに囲まれたまま迎えます。
でも決して面倒くさいとか、怠慢だからじゃないんですよ!笑
その理由は西方キリスト教の習慣で、イエスの生誕日12月25日から12日間はクリスマス・シーズンとされている事によります。
そもそもの由来は東方の三賢人が幼いキリストを訪れたのが1月6日で、その日を公現祭(エピファニー)としたため。この日をもって、イエスの生誕を祝うクリスマス期間が終了するのです。
だからイギリスの街角はもちろん駅、百貨店、ホテルなどを彩るクリスマス・イルミネーションは、少なくとも1月5日までは飾られています。また主催者の都合によって、1月7日まである所も珍しくありません。
もうすぐ年末年始の長期休暇を利用して、イギリス旅行にいらっしゃる方も多いはず。華やかなイルミネーションや工夫を凝らしたクリスマスツリーを、たっぷり楽しんで下さいね!