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ラスベガス・ベラージオホテルの「ベラージオ コンサバトリー&ボタニカルガーデンズ」では、2024年1月13日から、旧正月を祝うディスプレイがお目見えしています。辰年をテーマにしたガーデンには、ドラゴンをはじめとしたさまざまなオブジェや色鮮やかな草花があふれて、新春の雰囲気がいっぱい!
今回は、現在展示中のボタニカルガーデンの様子をご紹介していきます。
ボタニカルガーデンの見どころは、植物を使って演出される四季折々の風景です。今回はいつもと少しだけ雰囲気が変わり、旧正月ならではの華やかな色合いがあふれる景色になりました。この展示には、23,000本の生花と12,000本の植物がが使われているのだそう!
あちらこちらにディスプレイされた桜の花や、子どもたちが楽しげに遊ぶ風景を通して、新年を迎えた喜びが伝わってきます。
中国風のBGMが流れるガーデンに一歩足を踏み入れると、出迎えてくれるのは、獅子や龍舞を披露している子どもたちのオブジェ。よく見ると、子どもたちの服は花で作られているのがわかりますか?
中へ進んでいくと、これでもかと言わんばかりに、大小さまざまなドラゴンにも出合います。地を這っていたり、楽しそうに宙を舞っていたり。
ところで、ガーデンに一歩踏み入れた瞬間から気になっていたのが、お線香のような懐かしい香りでした。その香りの正体は、この巨大なお線香のレプリカから立ち昇る煙だったのかもしれません。お線香に火を灯すことも忘れないという、ボタニカルガーデンならではの細部へのこだわりが垣間見えます。
お線香が炊かれている庭で雲を突いてそびえ立つのは、花びらが重なったような美しい塔です。これは、中国・広州市にある寺院「六榕寺(りくようじ)」の「千仏塔」をイメージして作られたものだそう。
塔には、「ガーデンテーブル」と呼ばれるこじんまりとしたプライベートスペースが用意されており、四季折々の食事が楽しめます。
旧正月の期間中は、ホテル内のアジアンレストラン「ヌードルズ」のシェフが手がける特別なメニューが提供されるのだそう。
ガーデンの真ん中でいただく食事は、ベラージオならではのユニークな体験になりそうです。(ブランチは6名まで、ディナーは4名までで、利用には予約が必要です)
こちらの金色に輝く2本の木には、中国でラッキーナンバーと言われている「8」にちなんで、88枚のコインが輝いています! コインを持って楽しそうに遊ぶ子どもたちの服は、最初に紹介した龍舞で遊ぶ子どもたちと同じく、カーネーションの花で作られていますよ。
色彩や音、香りなどを効果的に使って季節ごとの風景を楽しませてくれるベラージオのボタニカルガーデンは、友だちと一緒でも子ども連れでも気軽に立ち寄れて、ハッピーな気分になれるアトラクション。ラスベガスに来たら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
(旧正月のディスプレイは、3月2日まで。その後は模様替えのため1週間ほどクローズして、3月9日から春ののディスプレイに変わります)