キーワードで検索
モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
本日ご紹介するのは、先日ご紹介したエクレア専門店(こちらを参照)もあり、どのガイドブックにも人気エリアとして紹介され、おしゃれなフランス人がたくさん住んでいるプラトー・モンロワイヤル地区の中でも特にレストランの多い通りにあるカフェ&ブランチレストランです。
レストラン、バーやカフェが多いプラトー・モンロワイヤル地区は、ルームメートとシェアする学生やフランス人が多く住んでいて、にぎやかで暮らしやすいエリアとして知られ、たくさんの魅力的なDuplex(デュプレックス:2階建て住宅)やTriplex(トリプレックス:3階建て住宅)と呼ばれるタウンハウスが通り沿いに建っています。
フォトジェニックにもなっている、外づけの階段やらせん階段が特徴です。
いろいな外階段があるので、プラトー・モンロワイヤル地区を散策した際には注目してみてください。
この外づけ階段は、19 世紀半ばから仕事を求めて大量にモントリオールにやって来た住人のために、効率よく土地を使いながら建てられたアパートで、内部スペースを広くするために階段が外につけられました。
そしてこれらの家の玄関前には小さい庭のようなスペースがありますが、これは道路や近隣地域に閉塞感を出さないようにと義務づけられたスペースです。
プラトー・モンロワイヤル地区の中心でもあるAve du Mont-Royal(モンロワイヤル)通りとSt-Denis(サンドニ)通りにはカジュアルなカフェやレストラン、いつもたくさんの人でにぎわっているバー、現代美術のギャラリーや劇場が建ち並んでいます。
モントリオールで3番目に広いParc La Fontaine(ラフォンテーヌ公園)では、犬を散歩させる人、ジョギングをする人、バーベキューをする人など週末になると友達や家族で楽しむ人でいっぱいです。
ドゥルース通りは、プラトー・モン ロイヤル地区の中でもの活気のある通りのひとつで、ギリシャ料理、ポルトガル料理、ベルベル料理、イタリア料理やアフガニスタンなどさまざまな国のレストラン、ビストロ、ブラッスリーが建ち並んでいます。
西から町のシンボルでもあるモンロワイヤル公園、東にはラフォンテーヌ公園が続き、フォトジェニックになりそうな家がたくさん建ち並ぶこの通りをゆっくりと散歩して歩いてもいいですね。
【Apportez votre vin(お好きなワインを持参してください)】と書かれたレストランも多く、自分の好み、値段にあったワインを持参することができます。
そんな雰囲気のなかにあるお店が、今日ご紹介する「LA MAISON OFLORE」です。
かわいらしい外観のこのお店は、コロナが始まるちょっと前にOumou(ウム)さんとHugo(ユーゴ)さんがオープンしたワッフルをメインに提供しているカフェ&ブランチレストランです。
【ワッフルとゴーフルの違い】
日本で一般的に使われているワッフル(waffle)は英語で、フランス語ではゴーフル (gaufre) と呼ばれています。
こちらで提供されるのはゴーフルですが、日本ではゴーフルはウエハースのようなお菓子を指している場合が多いので、表題や記事内ではあえてワッフルと表記しました。
お店の中に入ると、注文するカウンターがあります。
透明ガラスに貼られている案内のとおり、
①メニューを見ることができるQRコードをスキャンします。
②注文が決まったらお支払いをしてください。
QRコードがスキャンできない場合でも心配しないでくださいね。
レジの上にもメニューが貼ってあるので、そちらを見て注文することもできますよ。
注文が終わったらお好きな席へどうぞ。夏には素敵なテラスも解放されます。
店内の席は全部で24 席、お店を入ったところのカウンター席4席です。
夏はテラスにも席があるので、かなりの人数になりそうですね。
平日は比較的お客さんも少ないそうですが、週末や夏などはすぐ満席になってしまうので、なるべく早くお店に行ってくださいね。
ブランチメニュー以外にも、ゴージャスなデザートメニューもありますので、ランチタイムを外していくのもアリですね。
人気のランチメニューは、ワッフルのサンドイッチだそうです。
甘いワッフルに塩味の効いたベーコンやハムなどをはさんだサンドイッチは絶妙な味わいです。
私がこの日注文したのは「Plateau Brunch(プラトー・ブランチ)」で、スクランブルエッグとベーコンが乗った典型的なブランチメニューです。
一見、油っこそうに見えるこのメニューですが、「LA MAISON OFLORE」のお料理はほかのブランチレストランほど油っこくなく意外とあっさりしていました。
そしてもうひとつご紹介したいのは、お食事をしながらも飲むことも、購入することもできる自家製レモネードです。
お店の名前「OFLORE(フランス語のFlour:花をなぞった)」にあるように、オリジナルのレモネード以外は、ハイビスカスやラベンダーなどすべて花をつかったレモネードです。
人気のレモネードは、バーベナとハイビスカスだそうです。
私がこの日注文したレモネードは、バーベナのレモネード。
バーベナとは、クマツヅラ科の花で、およそ250種の野生種があるんだそうです。
おもに南北アメリカの熱帯から亜熱帯に分布している草花だそうです。
ハイビスカスやラベンダーのレモネードも珍しいですが、ここにしかないバーベナを試してみるのもいいですね。
本日はおしゃれなプラトー・モンロワイヤル地区の中でも特にレストランの多い通りにあるカフェ&ブランチレストラン「LA MAISON OFLORE(ラ・メゾン・オフロール)」をご紹介しました。
プラトー地区を散策する際にはこちらでランチやゴージャスなワッフルデザートをお楽しみくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)