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1月の最終週・水曜日から天候が不安定なサンフランシスコ・ベイエリア、毎年恒例のAtmospheric Riverと呼ばれる大気の川の影響です。今週から来週にかけて雨が続くサンフランシスコの様子をレポートします。
ふたつの暴風雨のうち最初の暴風雨が水曜日にベイエリアに入り、ソノマ郡とマリン郡の広い範囲に洪水注意報を発令する大雨をもたらしました。
水曜日の夕方までベイエリア全域で洪水、倒木、停電が続き、木曜日の朝の通勤時間帯にも洪水警報が出た影響により、サンタクララ郡のハイウェイ9号線の一部、サンボーン・ロードからレッドウッド・ガルチ・ロードまでが土石流のため午後11時30分頃通行止めとなり、ノースベイでは、ソノマ郡のハイウェイ121号線が洪水のためハイウェイ12号線からアーノルド・ドライブまで通行止めとなりました。木曜日の朝、雨はいったん止みましたが、洪水警報は金曜日の午前4時まで発令されたままです。
続いて次の暴風雨が来るとされるのが、今週の日曜日です。この2番目の嵐は1番目よりさらに降雨量が多いとされ、金曜日と土曜日はにわか雨が予報されています。この暴風雨に関してはまた詳しい情報が出ていませんが、総雨量は、サンフランシスコ、オークランド、サンタローザなどの低地で1.5〜3インチ、ソノマ郡の海岸沿いの山間部など標高の高いところでは3〜5インチと予想されています。
今週末に開催されるベイエリアのイベントを、数件お知らせします。
このコラムを書いている2024年2月1日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコの陽性率は8.6%。先々週は10%を超えましたが、先週は9.8%、今週は8%台まで下がっています。ただ現在流行中の新たな変異種JN.1はホームテストに反応しにくいとのデータも出ています、カリフォルニア州の平均陽性率は、10.6%。こちらも僅かに減少しています。インフルエンザの陽性率は12.3%。インフルエンザは相変わらず流行中です。