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【サンフランシスコ】ベイエリア バックロード(16) ミッション・サン アントニオ

テッド@サンフランシスコ

テッド@サンフランシスコ

特派員

更新日
2024年2月14日
公開日
2024年2月14日
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カリフォルニア州がスペインの植民地だった18世紀に、スペインによって建設されたキリスト教の伝道所(ミッション)の紹介です。今回訪問したのは、1771年にフニペロ・セラ神父により建立されたサンアントニオ デ パドゥア(San Antonio de Padua)です。21あるミッションの3番目に建立されました。

ミッションサンアントニオの歴史

ミッションサンアントニオ全景

ミッションサンアントニオは、1771年7月14日にカリフォルニアでの3番目のミッションとして建立されました。
このミッションは、最寄りの幹線道路から遠隔地にあるため、当時の遺物がよく保存されています。
また、ミッションは米陸軍の基地に隣接しており、前回訪問時は身分証明書などの提示が求められたのですが、最近基地を迂回する道路ができ、訪問が容易になりました。

チャペル

チャペルのファザードと当時から生きているオリーブの木

ミッションの左側にはチャペルが再建されています。ファザードの部分は1821年に建設されたものです。

チャペルの内部

チャペルは今もミサで使われています。訪問した時はリトリートで訪れた人たちが祈りをささげていました。

  • チャペル内部

博物館

ミッションの模型

再建されたミッションの建物は博物館になっています。$5の寄付で見ることができます。ワイン作りの施設などが残っていました。

  • 入口
  • ワイン作り施設
  • 地下のワイン貯蔵庫
  • 当時ネイティブが使っていた矢じり
  • スペイン人が持ち込んだ楽器
  • 神父の部屋
  • 台所
  • 台所

中庭

中庭の噴水

中庭も再現されています。当時のブドウの木が今も生きています。

  • 中庭全景
  • 当時のブドウの木
  • チャペルの回廊

外の遺構

馬でひく石臼

遠隔地で開発が行われなかったこともあり、当時の遺構がよく保存されています。

  • 製粉所
  • 製粉所の内部
  • 製粉所の水車用の水路
  • 脱穀所
  • なめし工房跡
  • オリーブ油製作所
  • 井戸と貯水池

ミッションサンアントニオへの行き方

ミッションサンアントニオは、最寄りの町が北東に40Km離れたKing Cityです。公共交通機関で訪問するのは難しいです。訪問されるときはレンタカーをご利用ください。軍基地を迂回する道が出来たので、以前に比べて楽に行けるようになりました。
ご依頼いただければ、サンフランシスコから日帰りでご案内可能です。往復で350マイルほどです。途中サリナススタインベックの博物館・生家への立ち寄りも可能です。モントレー・カーメルと合わせて訪問される場合は、モントレーなどで宿泊がおすすめです。お気軽にお問合せください。

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