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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!
先日日本人の友人がボルジョミに来た際に、久しぶりに散策しながら、町の紹介をしました。
普段は住んでいる町を改めて散策するのは新しい発見もあり、新鮮味があって楽しいですね。
今日は、そんな友人が来た際に必ず連れていくボルジョミのオススメのカフェを紹介します。
そのカフェは、町の中心から徒歩15分ほどのところにある”Inkaカフェ”という茶色い看板が目印のカフェです。
筆者が初めてここに訪れたのは、地元の方にコーヒーがおいしいカフェがあると連れて行っていただいたことがきっかけです。
そのため、観光客だけでなく、地元の方からも大人気でいつもにぎわっているカフェです。
ここのカフェで筆者がオススメのポイントはいくつかあります!
1つ目は、まず入口にあるお店の看板のジョージア文字のカリグラフィー(書道)です。
ジョージア文字自体、UNESCOの無形文化遺産に選ばれている世界的にも古い文字ではありますが、それゆえにジョージアには、その文字の特徴を活かしたデザインも多くあります。
今まで筆者が見たなかでも、このInkaカフェの看板デザインは、きれいで読みやすく、しかしながらかわいらしいジョージアらしいカリグラフィーだなぁといつもうっとりしています。
また店内に入ると、椅子にもコーヒーのデザインが施されており、細かなところまでデザインがかわいらしいカフェになっています。
さて前述の通り、コーヒーもそうですが、私はこのカフェのケーキがとってもオススメで、私の2つ目のオススメとなります。
いつも2〜4種類の手作りケーキがショーウィンドウに並び、コーヒを注文する際にどれにしようか悩んでしまいます。
味は、よくあるジョージアや海外のスーパーのケーキコーナーに並んでいるような砂糖やクリームたっぷりの激甘ケーキ……ではなく、あっさりと甘さ控えめのケーキで、コーヒーによく合います。
私は日本人の友人がボルジョミに来ると、ここのカフェに必ず連れてくるのですが、皆口を揃えて「ケーキがとてもおいしい!」と言ってくれます。
ケーキはチーズケーキやアップルタルト、チョコレートケーキ、キャロットケーキ、ティラミスなどなど、季節やまたその日によって並ぶケーキは異なりますが、どれもとってもおいしいです。
先日は友人と2人で3つのケーキ(右からアップルタルト、チーズケーキ、キャロットケーキ)を楽しみ、2人で平らげてしましました。
またケーキの他にもハチャプリ、ピザなどの軽食やアルコールもあります。
ぜひコーヒーを飲む際に、お好きなケーキも一緒に注文してみてくださいね。
さて、私がこのカフェでいちばん驚いたのは、なんとお手洗い場でのこと。
手洗い場に向かうと、流し台がなんと、おしゃれなカフェでよくある焼き物のお皿だったのです。
それだけでは今流行りのカフェでよく見かける光景なのであまり驚きませんが、その焼き物がなんと、日本でよく見る飛び鉋(とびかんな:工具の刃先で削り目を付ける技法)の技法が使われた陶器だったのです。
なぜここまで筆者が驚いたかというと、筆者は大分県に住んでいたこともあり、大分県日田市には小鹿田焼(おんたやき)という焼き物が、また福岡県の東峰村という地区には小石原焼(こいしわらやき)という焼き物があり、それと似ていたからです。
筆者は特に小鹿田焼が大好きで、ここジョージアにも小さな花瓶を持ってきているほどなのですが、ジョージアの小さなボルジョミの町で、それらに色合いやデザインの似た焼き物に合えるとは思っておらず、すごくうれしく感じて親近感が湧きました。
ぜひ、日本の小鹿田焼や小石原焼をご存知の方、またそうでなくても陶芸や焼き物に興味のある方は、一度このカフェで素敵な手洗場をご覧になってみてください。
今回の記事では、筆者オススメのボルジョミの人気カフェ、Inkaカフェを紹介しました。
まだまだオススメのカフェやレストランがボルジョミにはたくさんあるので、ゆっくり紹介できればと思います。