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今年のカーニバルは2月第2週から第3週にかけて開催されました。今シーズンは過ぎてしまったものの、来年に向けてコスチュームを専門店で探してみてはいかがでしょうか。今回ご紹介するお店は季節に関係なく開店しており、カーニバルだけではなくハロウィンやクリスマス、またパーティグッズも年中取り揃えています。
Deiters(ダイタース)は2003年に現社長のHerbert Geiss Juniorが会社を率いて以来、成長を続けているドイツの会社です。
カーニバルで有名なケルン(Köln)やデュッセルドルフ(Düsseldorf)はラインラント(Rheinland)地方ですが、Deitersは今やドイツ全土に31店舗も支店をもつ大企業になり、ラインラント地域や否や関係なく、ドイツ中で見かけられるお店です。
私の住むFrankfurt(フランクフルト)の中心地にもその支店があり、今回はそのお店に初めて足を踏み入れてみました。
ちなみに、2019年から2020年に私が住んでいたデュッセルドルフでこのお店をいつもS-Bahn(ドイツの長距離列車)に乗っている際、車窓越しに見てずっと気になっていたお店だったので、ついにお店に入ってどんな様子かを見ることができたことは個人的にとてもうれしかったです。
※なお、すべての写真はお店の許可を取った上で撮影をしております。
Deitersはドイツのカーニバルの中心都市のひとつ、ケルンで大成功を収めたことによりその知名度が大きく広がったものの、近年の仮装イベントの増加によりさらに大きく成長を遂げています。
例えば、ドイツでも最近では毎年のようにハロウィンの時期に子どもたちが仮装をしたり、家の装飾にハロウィン用の装飾品を飾ったり、都市部ではハロウィンイベントも積極的に行われています。そのような需要にも十分に応えられるほどの大量の装飾品、衣装や仮装グッズなども取り揃えています。
仮装のための衣装だけでなく小物の品ぞろえの充実さにも目を奪われます。
写真の通り、アクセサリー毎に売り場がカテゴライズされており、ステージに立つお仕事の方などにも役に立ちそうな小物グッズもこのお店で調達をしたり、音楽ライブに行くときの少し目立つ小物の購入にもいいな、と思いました。(アームウォーマーなど)
またウィッグの種類や色も豊富なので、もしかしたらコスプレイヤーさんにとってはウィッグ購入の場所にもいいかもしれません。
今回特におもしろいと感じたのは、このDeitersがドイツの大手お菓子メーカーとのコラボ衣装を発売していることです。例えば今年フィーチャーされていたのは、ドイツ発のグミメーカーHARIBO(ハリボー)とのコラボレーション衣装です。
参考にひとつ写真を載せておきます。
写真のようにかわいらしくアレンジされたコスチュームもあれば、クマの形を模した着ぐるみ型コスチュームなどまで、よりどりみどりのラインナップで正直購入をするかどうかまで迷いました。衣装だけでなく、ミニバッグなどの小物も同時に発売されていたので、ハリボー好きの人へのお土産にいいかもしれません。
HARIBOだけでなく、その他Kinder Schokolade(キンダーチョコレート)やAhoj-Brause(アホイ・ブラウゼ)といったお菓子メーカーとのコラボレーション衣装もありました。
以上、仮装専門店Deiters(ダイタース)の店内の様子を写真とともにご紹介しました。
ドイツのカーニバル文化のへんりんをオールシーズン垣間見ることができるこのお店は、少なくともドイツの大都市部にはどこかに点在しているようですので、興味がある方は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
また、オンラインショップも充実しており見やすい仕様になっていますので、もしもお目当てのコスチュームがある方は一度オンラインショップで品定めをしておき、店頭に出向いて試着をしたりしてもいいかもしれませんね!
ホームページを見ているだけでもコスチューム飲種類の豊富さに驚き、飽きないと思います。