キーワードで検索
2月も後半となり、日差しが強くなり春の陽気が増えてきたサンフランシスコ、今週は老舗デパートの閉鎖が大きな話題となりました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
ユニオンスクエアのランドマークともいえる老舗デパートメイシーズが今週、今後2年間でサンフランシスコのフラッグシップ・ユニオンスクエア店を含む全国150店舗を閉鎖することを発表しました。メイシーズは、土地の買い手を見つけるまで営業を続けると述べており、少なくとも2025年まで営業を続ける予定としています。毎年、ホリデーシーズンには華やかなディスプレイを掲げてきたメイシーズ、ユニオンスクエアの中心的存在が閉鎖となると、さらにダウンタウンの様子が大きく変化するものと思われます。
今週レストラン界のアカデミー賞とも呼ばれるジェームス・ビアード財団が、2023年の賞を発表しました。ベイエリアでは、ビルマ料理レストラン、マンダレイが、全米6店のみに贈られる「アメリカズ・クラシック賞」を受賞しました。マンダレイは1984年2月4日にオープンしたリッチモンド地区の老舗レストランで、今年40周年を迎えます。こちらの受賞のほか、サンフランシスコのレストランでは、シーフードレストラン「スワン・オイスター・デポ」、飲茶の人気店「ヤンク・シング」、ブリトーの老舗「ラ・タケリア」、175年の歴史をもつ「タディック・グリル」の4店が別の賞を受賞しています。
今週末に楽しめるベイエリアのイベントを、数件お知らせします。
このコラムを書いている2024年3月1日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコの陽性率は5.8%。今週も安定しています。対してカリフォルニア州の平均陽性率は、6.6%。インフルエンザの陽性率は6.8%。こちらのデータは先週と同じです。陽気が暖かくなるにつれ、今後感染の拡大の可能性は少なくなってきました。