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みなさま、サワディーカー。日本の桜の開花はこれからのようですが、タイの桜(チョンプーパンティップ)が見られるスポットとして、今回新たにバンコク都内にある「パヤタイパレス」と、過去にも紹介した桜スポットの様子を紹介します。
2024年3月1日公開の記事「夏季入りしたタイ・バンコクの風景~暑さと突然の雨に注意」にて、去年の記事「2023年2月半ば~3月下旬(タイ夏季入前後)に、タイ・バンコクで見られるタイの桜の名所」で紹介したタイの桜の名所の桜はもういったん散ったようだと書きましたが、先週週末、各地で今年いちばんの見頃を再度むかえたように感じました。
現在は、また、少し散った印象を受けていますが、猛暑のなかできれいに見られるタイのお花の様子を紹介したいと思います。
目次
2024年2月14日~3月16日(18:00~21:30)まで101周年記念イベントでライトアップ等行うナイトミュージアムのイベント(入場有料)を開催していた「パヤタイパレス」では、タイの桜のひとつといわれるチョンプーパンティップのお花がきれいに咲いていました(2024年3月12日時点)。多くの花びらが下にも落ちていて、とても華やかでした。こじんまりとはしていますが、こちらも、タイの桜が咲く季節には今後訪問したいスポットのひとつだなと感じました。また、パヤータイパレスすぐ近くにある陸橋では、お花をすぐ近くで撮ることもできます。
※パヤタイパレスは、ウェブサイトに書かれていますが、バンコクの必見観光地のひとつには入っていませんが、建築や定番の主要な観光地以外も見てみたい人にとって、宮殿と敷地は一見の価値があるとしています。1900年代初め、ラマ5世(チュラロンコン王)によって建設され、王族の居住地として利用されていましたが、病院、ホテル、そして、ラジオ局としての歴史もあり、現在は、ラマ5世時代からの展示物や写真を紹介する博物館となっています。
また、パヤタイパレスには、タイ最古といわれる併設のカフェ「カフェドノラシン(Café de Norasingha)」もあります。今回は利用しませんでしたが、以前訪問時、素敵なインテリアのなかで、比較的良心的価格の軽食が食べられて、思い出に残る空間でした。現在も行われているか確認できていませんが、毎週金曜日の16時頃からは、ギターの演奏が聴けるという情報もあります。
その他、現在は、土日に見学ツアー(タイ語のみ)が行われているようです。興味のある方は、下記に記載した情報と公式サイトの最新情報をご確認の上、行ってみてください。
「2024年2月22日時点で、モーチット駅周辺のタイの桜はいったんすでに散った後のようで、ピンクの花びらを清掃している様子が見られました。雨が降り、いったん気温が下がって、また気温が上がればまた開花するかもしれません」とお伝えしていましたが、3月に入ってからまた開花を始め、先週ぐらいから、開花していることがうかがえました。
また、今回、この時期にしてはタイでは珍しく、チャトチャック公園入口近くに、ひまわりも咲いていました。
毎週火曜日と木曜日の午前中、そして、最近は金曜夕方にもタラート(市場)が開催されるシーナカリン大学の敷地内でも、チョンプーパンティップがところどころで見られます。工事の影響等もあり、年々、チョンプーパンティップの華やかさは減少傾向に感じますが、一応は見られるという感じでした。
なお、シーナカリン大学(Srinakharinwirot University: SWU)の船着き場(Prasarnmit Pier)は、2024年3月14日時点、工事中のため、センセーブ運河ボートは停泊しなくなっています。上の写真は、シーナカリン大学の船着き場から対岸左手(西側)にあるアソーク船着場に向かっていくために渡る橋の上から、歩く人の姿と運河沿いに咲くチョンプーパンティップのお花を撮ったものです。「落ちたら死ぬ」と言われることが多かったセンセーブ運河ですが、1、2本だけでも、運河沿いだからか、なんだか雰囲気がよく感じました。
BTSラチャテウィー駅近くにあるカフェ「B-STORY」は、昨年2023年2月15日訪問時は桜が満開のような風景でしたが、今年3月7日訪問時は、桜ではなく、中国旧正月とバレンタインと梅の装飾になっていました。毎年異なるデコレーションにお店の創意工夫が感じられ、また訪問したくなります。タイミングによるのかもしれませんが、今年はなぜか人が少なかったので、お店の入口で写真を撮りたい方には今がおすすめかもしれません。
カフェ「B-STORY※」のインスタグラム(https://www.instagram.com/bstory_cafe/)をチェックすると、デコレーションが紹介されていますので、訪問前に、インスタグラムやフェイスブックをチェックするか、問い合わせしてからいくとよいと思います。
以上、最後のカフェ「B-STORY」ラチャテウィー店は今回桜の装飾ではありませんでしたが、タイの桜が楽しめるスポットの様子を紹介しました。年中ほぼいつもきれいに咲いているお花もありますが、タイの桜は日々変化があり、すでに散っていたり、気づいたらまた満開になっていたり。現在は、昨日の猛暑と今朝の豪雨も加わって、見頃がまた過ぎてしまった感じが否めませんが、またの開花が期待できる場所ではないかと思います。今後の参考になれば嬉しいです。
なお、季節の写真については、記事よりも、筆者のインスタグラム(https://www.instagram.com/photographyecobkk/)に当日中あるいは翌日には投稿することが多いので、合わせて参考にしていただけたら幸いです。
それでは、皆様、サワディーカー。