キーワードで検索
香港の3月は「アートフェスティバル」や「アート・バーゼル香港」が開かれるほか、ビクトリアハーバーでは「藝術@維港2024(Art@Harbour 2024)」、西九龍文化区(WKCD)では「西九家FUN藝術節:Atelier Sisu《抱泡瞬間》(WestK FunFest: Atelier Sisu – Ephemeral)」といったさまざまな芸術イベントが開催されます。また、映画関係のイベントも多く開催されるなどにぎやかな行事が毎年行われていますが、2013年より香港でも「アート・バーゼル香港」が開催されています。2024年は3月28日から30日まで湾仔(Wan Chai)にある会議展覧中心(HKCEC)で行われます。今年のアート・バーゼル香港には、40ヵ国・地域から243のギャラリーが参加することが決まっていて、日本からは35のギャラリーが香港にやってきます。都市別でみても、東京のほか、ロンドン、パリ、ミラノ、マドリッド、ニューヨーク、サンパウロ、上海、バンコクなど世界中のギャラリーが参加します。
現代芸術を中心に展示する「アート・セントラル」というフェアもあり、こちらは3月28日から30日まで、中環(Central)のフェリー埠頭の南側にある中環海濱活動空間(Central Harbourfront Event Space)で行われます。
「藝術@維港2024」は、teamLabが何百もの卵状の光のオブジェをビクトリアハーバーでインスタレーションしたり、Alicja Kwadeという芸術家は「I’ordre des mondes (Totem)」という彫刻作品をショッピングモールのK11 Museaで展示するなどします。期間は3月25日から6月2日まで。
また、WKCDの「西九家FUN藝術節:Atelier Sisu《抱泡瞬間》」は、シンガポールやシドニーなど40以上の地区で展示されてきた巨大でカラフルな「泡のオブジェ」です。WKCDの屋外にある海浜エリアで幻想的な世界が広がります。