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レストランのバイブル的な存在である「ミシュランガイド香港・マカオ版」が発表されました。星を獲得したレストランの総数は79店舗で、うち3つ星は7店舗、2つ星は12店舗、1つ星は60店舗となりました。新規で星を獲得したのはフランス料理4店舗、広東料理1店舗の計5店舗でした。
食の都香港でのミシュランの発行は2024年で16回目となりました。3つ星は2023年と同じレストランとなりました。フォーシーズンズ内にあるフレンチレストラン「Caprice」、銅鑼湾(Causeway Bay)にありアワビを使った料理で知られる広東料理の「富臨飯店(Forum)」、イタリア料理店で3つ星の常連「1 / 8 Otto e Mezzo-Bombana」、フランス料理の料理人といえばジョエル・ロブションですが、そのレストランである「L'Atelier de Joel Robuchon」、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にある広東料理の「唐閣(T’ang Court)」、香港にある寿司の店である「すし志塊」、こちらも日本人シェフが経営する「Ta Vie旅」でした。
2つ星では注目は1つ星から2つ星に昇格したフォーシーズンズホテルのイタリアンレストラン「Noi」です。フォーシーズンズは3つ星で紹介した「Caprice」に加え、広東料理の「龍景軒(Lung King Heen)」も2つ星、「鮨さいとう(Sushi Saito)」が1つ星を獲得しており、計8つの星を獲得したホテルになりました。
香港版では、フレンチ、広東料理、日本食が強いのですが、おもしろいところでは尖沙咀の5つ星ホテル、ローズウッド内にあるインド料理「Chaat」や香港中心部ではなく郊外の西貢(Sai Kuwn)地区にある海鮮レストラン六福菜館(Loaf On)などが1つ星を獲得している点です。