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南フランスの旅行ではニースに滞在する方も多いと思うので、ニースから電車で約1時間40分、車では約1時間で行けるイタリア/サンレモをご紹介します。
イタリア/リグーリア州インペリア県にあり、昔から王侯貴族もヴァカンスで訪れていた海辺のリゾート。サンレモ音楽祭で知られています。ニースから地中海に沿って進むとそこはイタリア、せっかくですからフランスからちょっと足を延ばしてイタリア観光もしてみましょう。
2024年4月中旬、我が家からは車でサンレモへ向かいました。ホテルは以前から宿泊してみたかったRoyal Hotel Sanremo ロイヤルホテル サンレモ。
*ホテルの許可を得て写真撮影及び掲載しています。
外観は白く優雅な雰囲気で目の前は海、冒頭の写真はこのホテルから見える風景です。
海を観ながらプールでのんびり過ごすのもいいですね。
1872年創業、古き良き時代の美しさと快適さを併せ持った<5つ星プラスL>五つ星を超える高級ホテルです。
今回の客室は広々としていて、浴槽(シャワー付き)とシャワーブースは廊下をはさんで別の空間にあり、2人同時に入浴とシャワーができるので時間のない朝も便利です。そして開放感のあるオーシャンビューバルコニー付き。
夜は1階のラウンジでピアノの生演奏を聴きながらカクテルなどが楽しめます。
レストランから見える美しい庭と海。朝食はここで頂きました。
旅行好きな私は色々なホテルに宿泊してきましたが、ロケーション、客室設備、清潔さ、一流のサービス、親しみやすさ、おいしい朝食ビュッフェ、すべて満足のいく素晴らしい滞在になりました。
町を散策してみましょう。Royal Hotel Sanremoロイヤルホテルサンレモからは歩いて観光できます。 カラフルな建物がすてきなメインストリート。サンレモ音楽祭が行われる劇場もここにあります。
この日広場ではアンティーク蚤の市が開かれていました。
La pigna ラ ピーニャ と呼ばれる旧市街に向かい歩きます。
細い石畳の道。サンレモは「花の街」と呼ばれています。海辺の大通りは椰子の木、町の至る所に植木があり時々花の香りが漂ってきます。
迷路のような道を歩いていると建物と建物の間にアーチ状のものが渡されています。このようにして古い建物同士を補強し合っているのだそうです。過去にタイムスリップしているような気分が味わえる空間です。
細い道を抜けて丘の上まで上がってみると、サンレモを一望できる公園になっていました。
たくさん歩いた後のランチはPesto ペストと呼ばれるジェノベーゼソースの自家製パスタがおいしかったです。リグーリアでは定番の味です。このPesto ペストはバジル、松の実、ニンニク、パルミジャーノチーズ、ペコリーノチーズ、オリーブオイルなどをすり潰してペースト状にしたもの。フレッシュなバジルを使い、フードプロセッサーではなくすりこぎで潰してペーストにした方がよりおいしくできると言われています。簡単にできるのでぜひ試してみて下さい。
サンレモを訪れて感心するのは当然のように英語・フランス語を話すレストラン・ショップスタッフが多い事。日本から訪れて英語が通じると安心できるという人も多いと思います。高級店ばかりではなくカジュアルなお店が多いのでリラックスして楽しめるのがサンレモの魅力です。ビーチやプールで一日過ごした後はおいしいイタリア料理、新鮮な魚介類もお勧めです。