【スペイン】バレンシアのアンダルシア祭りは5月5日まで開催中

バレンシアでは4月26日から5月5日まで、恒例のアンダルシア祭りが開かれています。

スペイン南部のアンダルシア州の各地では、毎年フェリアと呼ばれるお祭りが開かれます。その中でももっとも規模が大きく有名なのが、4月下旬か5月初めに開催されるセビーリャのフェリアです。移動祝日で、今年は4月14日から20日でした。

私はスペインでいろいろなお祭りを見てきましたが、セビーリャの春祭りはもっとも粋で華やかなだという印象を持っています。1000を超えるカセタ（お祭り小屋）がひしめく会場は、昼間は馬車や馬が通り、夜は光で溢れ、人々はセビリャ―ナス（フラメンコに似た民謡）にあわせて楽し気に踊ります。南部は美人が多いことで知られていますが、フラメンコ風の民族衣装を着ると美しさが際立つこと！ 明るく陽気で、日本人がイメージするスペインのイメージにビンゴなのです。

その昔、スペインの中でも特に貧しかったアンダルシア州からは、仕事を求めて多くの人がほかの州や外国へと旅立ちしました。バルセロナなどアンダルシア移民が多いところでは、自分たちの故郷のお祭りを再現しようということでフェリアを開催しています。このバレンシアのアンダルシア祭りもそうで、今年で30回を迎えました。本場アンダルシアのようにカセタと呼ばれるお祭り小屋が並ぶ会場では、ライブや民族舞踊などのプログラムもあります。

4月30日（火）20:30 DESANDARライブ
5月1日（水）18:30 アンダルシア民族舞踊
5月3日（金）20:00 AZABACHEライブ
5月4日（土）20:00 VA DE RUMBAライブ
5月5日（日）12:00 アンダルシア民族舞踊

アンダルシア祭りの開催時間は、4月29日、30日、5月2日は12:00～23:00、5月1日、3日、4日、5日は11:00～24:00です。

場所はトゥリア庭園の花の橋（Puente de las Flores）とエキスポ橋（Puente de la Exposición）の間で、最寄り駅はアラメダ駅（Alameda）です。会場近くには、市バス4番、6番、8番。10番、11番、12番、16番、23番、24番、25番、26番、31番、32番、70番、71番、81番、94番、95番と多くのバスが停まりますのでアクセスは抜群です。

5月1日はメーデーでお休みなので、4月30日の夜、そして週末の5月3日、4日の夜は特に盛り上がるのではないでしょうか。アンダルシアの空気を吸いにぜひ会場に足をお運びくださいね。