キーワードで検索
すっかり春めいて暖かくなったナパバレーに「パリスの審判」出品の3つのワイナリーを訪問してきました。
どのワイナリーもナパの雰囲気を感じることのでき、お勧めです。
パリスの審判の赤ワイン部門で、並み居るフランスの有名シャトーを抑えて1位になり、一躍ナパワインを有名にしてくれたワイナリーです。それまで「ワインは世界中で作れるけれど、美味しいワインはフランスだけ」と言われていたワイン造りの常識に風穴を開けてくれました。きちんと手順を踏んで作れば、フランスで無くても美味しいワインを創れることを示して、ワイン造りを「手工芸品から工業製品に変えた」ともいわれる歴史的な大事件でした。
そのような歴史のあるワイナリーですが、とても気さくで、気軽にテイスティングが出来る筆者も大好きなワイナリーです。テイスティングは、こちらから申し込んでください。洞窟のワインセラーを見学できるコースもあります。
2軒目は、パリスの審判に唯一赤と白のワインを出していたFreemark Abbyです。創業したのはナパでの初めての女性ジョセフィーヌさんです。
ナパバレーの奥に近いセンタリーナ(St Helena)の北縁にあり、暖かい地域なので、赤ワインが主のワイナリーです。ナパにいくつかのブドウ畑を所有しており、その畑の特徴を生かしたワイン造りをしています。
訪問したのがランチ直後だったためか、テイスティングしている人も少なく、ゆっくりと説明を受けることができ、落ち着いてワインを味わえる感じでした。比較的予約が取りやすい感じです。
テイスティングの予約はこちらから。
最後に訪問したのは、パリスの審判に赤ワインを出品していたHeitz Cellarです。
こちらは、センタリーナの南にテイスティングルームがあります。創業のワイナリの’あった場所だそうで、Saloneと呼ばれています。周りはブドウ畑に囲まれて、オープンな雰囲気でゆっくりテイスティングが出来ます。
こちらもナパバレーにいくつかのブドウ畑を持っており、それぞれの畑の特徴を生かしたワイン造りをしています。
テイスティングの予約は、こちらから。
テイスティングルームとは別に、ワインを作っている場所は、東に10Kmほどの所にあります。注意しましょう。
ナパバレーサインと言えば、Oakvilleの南にあるのが有名ですが、同じものがセンタリーナの北の州道128号線沿いにもあります。こちらは訪問者も少なく落ち着いて写真が撮れます。Sterling ワイナリーなどカリストガ訪問の時に立ち寄ると良いかもしれません。
ナパバレーは、サンフランシスコの北70マイル(110Km)にあり、車で1時間半ほどです。公共交通機関での訪問の場合、BARTでVallejo(バレホ)まで行って、そこからバスまたはUber/Lyftの利用になり、少し不便です。
SF発のナパ・テイスティングツアーに参加するのがお勧めです。
人気のワイナリーのテイスティング予約情報は、こちらをご覧ください。
お好みのワイナリーがある場合は、是非ご相談ください。あなただけのプライベートツアーをご提供いたします。