キーワードで検索
今週、以前から話題となっていたレストランのサーチャージが、今後違法となることが可決されました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
コロナ禍以降レストランの従業員の福利厚生の名目で、レストラン側が消費者に対して約5%程度の追加料金を加える事例が増加していたサンフランシスコですが、今週この行動が違法となることが可決されました。この決定により7月1日以降は、このような追加料金の加算は違法となります。
以後、この施行に伴い、多くのレストランがメニュー料金を値上げすると予想されます。なおこの法令は、レストランだけでなくコンサートチケットやホテルの部屋代など、人為的に価格を下げるための追加費用を請求することにも適応されます。
国勢調査のデータで、サンフランシスコ都市圏の住民は、年収約70万ドルの世帯を裕福だと認識ことが判明しました。この数字は、個人向け金融サイトBankrateが昨年実施した調査の一部に基づいており、それによると、アメリカ人が豊かさを感じたり、"経済的自由 "を得るには、年間約44万ドルの収入が必要だと回答しています。
金融サイトDQYDJがまとめた国勢調査のデータによると、同じ基準で計算すると、サンフランシスコ都市圏の "リッチ "な世帯は、2022年には少なくとも70万3000ドルを稼ぐことになるとのこと。また同調査によると、サンフランシスコ都市圏の世帯年収の中央値はおよそ12万ドルとされています。ベイエリアの世帯の収入は全米の大半を上回りますが、生活費、特に住居費が高い傾向にあり、高い収入を得ても、裕福と感じるに繋がらないことが分かります
今週末にチェックしたいイベントをいくつかご紹介します。
このコラムを書いている2024年5月2日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は1.5%。ここ2ヶ月の間、1%台をキープしています。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、先週まで公開されていたダッシュボードが観覧不可になっているため、今週は不明です。