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皆様、こんにちは。haluです。
6月に入り、最初の投稿は、「レコードショップ」です。
今回は、パート①・②の2部構成でお届けいたします。
私の個人的な趣味趣向に偏ったトピックの記事となりますが(笑)、こちらも現地バリ島の最新ホットな情報として、皆さまにもシェアいたします。
過去にバリ島のウマラスにあるレコードショップ「Millers records」の記事を数回投稿をいたしましたが、さらにここバリはもちろんのこと、インドネシア全体でもレコードの人気は上昇中! バリでも年々レコードを購入する方々が増え続けています。
去年、インドネシア政府上層部の役人の方々が、デンパサールにある某有名レコードショップに見学を兼ねて立ち寄り、オーナーに質問をしたり、DJブースを実際に体験(交流)しているニュースを地元メディアで目にしました。
レコードを聴く、買う、自らイベントに参加(または主催)し、趣味や娯楽のひとつとして、若者を中心にレコードで音楽を聴くという楽しみが、インドネシアでも以前より若年層を中心に一層身近になってきています。
レコード放出販売イベントも、規模はまだジャカルタほど大規模ではないですが、大小さまざま、コロナ禍以前よりバリ島の都市部では頻繁に開催されています。
レコード収集は、ひと昔前のマニアックでオタク限定の趣味ではなく「日常生活の延長線で気軽に楽しむ」風潮に。
日本のレコードレーベル(ショップ)も、時代の自然な流れで国外に拠点を増設したり、インドネシアや他アジア圏アーティストのニューリリースも活発化しています。
コロナ禍後のバリ島では、2012年からジャカルタでスタートした音楽、アート、ワークショップの野外イベントフェス「Joy Land」が、国内外のアーティストを招いて(日本人アーティストもいます)去年と今年(計2回)バリ島でも開催され、野外で音楽に親しむ全体的なムードも並行して高まっています。
そんな現在のバリ島で、レコード(音楽)を愛して止まない紳士でフレンドリーなオーナーRandyさんが経営する、バリ島南部ウルワツにある「BANDIDAS RECORDS」を今回ご紹介いたします。
店名の「BANDIDAS」 はスペイン語で、盗賊・ならず者・お尋ね者の意「bandido」の女性複数形 。2006年に公開されたフランス・メキシコ・アメリカ合作のスペイン人女優Penélope Cruz主演のアクションコメディ映画を思い出させます。
ロケーションは、ジンバランとウルワツ間を通っているメインストリート「Jalan Uluwatu」沿いです。
こちらの建物はカラフルで道路からも目立つので、見つけやすいです。
店内半分のフロアには、カフェを併設していて、エスプレッソマシーンで淹れたコーヒーが楽しめます。
実は、日本のレア盤もさりげな〜く、いちばん奥のラックで販売していて、同じ日本人として反応せずにはいられませんでした(笑)。
Randyさんが、こういうのもありますよ! と奥からもって来てくれたのは、なんと「キミドリ」!!!
日本で人気の貴重なレア盤は、すでにインドネシアのバリ島で販売されております!
専門の買い付け人の方がいらっしゃるそうですよ。
そして、超有名「EAST END ×YURI」DeniM eD SouL 2 」。
バリ島のレコードショップの特徴は、中古盤がほとんどで中古メインという点です。そこは、日本の一般的なレコードショップ(中古専門店は除きます)とは若干異なります。
新譜は、ほとんど扱っていなくて(時折インドネシアンアーティストの新譜があります)、取り扱っているジャンルや販売グッズ等で、各店舗のオーナーの好みや趣向が伝わってきます。
オンラインでも販売。Randyさんは、発送作業に忙しそうでした。たまたまかもしれませんが、次から次へとバイクタクシーのドライバーさんが店内に入って来て、レコードを持って出て行くのを見ました。
パート①は、私も日本人ですし、地球の歩き方読者の方々に向けて90年代の日本盤メインの記事にいたしましたが、オーナーRandyさんは日本盤を重点的に扱っているわけではなく、インドネシアの隠れた名盤も数多く販売しています。
次回は、Randyさん自身のご紹介とともに、インドネシアのレア盤について綴ります。どうぞお楽しみに。
この度も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様、今週も素敵な週末をお過ごしください。