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「忠孝新生」駅から徒步約30秒というアクセス抜群の場所にたたずむのが、「三井ガーデンホテル台北忠孝」。国内でも目にすることの多い、三井ガーデンホテルズの海外初進出店舗なんです。同ホテルは大浴場があるので、たっぷり遊んだあと、ゆっくり体の疲れを癒やす……そんな贅沢な時間をかなえてくれる居心地のいい場所。今回は、台湾初心者からリピーターまで、暮らすように楽しめる「三井ガーデンホテル台北忠孝」の魅力をご紹介します。
同ホテルの客室は、ジュニアスイートからアクセシブルクイーンまで全12タイプと、コンセプトルームが3部屋あります。そのなかで、今回、私が宿泊したのはスーペリアツインのお部屋。天井が高く開放感抜群なんですよ。足を延ばしてゆっくりくつろげるバスタブがあるので、お部屋で過ごすだけでも価値ありといった感じです。
シャワールーム、トイレ、洗面の3点分離タイプで水回りも広々しているのも嬉しいポイント。ふたりで宿泊すると、朝、洗面台付近で混み合ってしまうことがありますが、ここでは余裕すら感じます。大きなピクチャーウィンドウからは台北の街並みを眺めることができ、思わず見入ってしまいました。窓際には、ゆったり腰掛けられるベンチソファもあるので、ホッとひと息、お部屋に準備されている台湾茶をいただくのもおすすめです。
ホテル内でぜひ立ち寄って欲しいのが2階にあるラウンジ。宿泊者専用のエリアなのですが、窓から明るい光が入ります。Wifiと電源が揃うカウンター席や座り心地抜群のソファ席が並び、ついつい長居してしまいそう。ラウンジはコーヒーマシンがあるほか、冷蔵庫にお水も完備していて、滞在中の強い味方になってくれます。私も何度も足を運んでしましました。
観光名所の九份の美しい情景をコンセプトにしたのが、こちらのお部屋。扉を開けると、九份の夜の明かりをイメージした照明と、温もりを感じる木製家具が目に飛び込んできます。神秘的でレトロな世界空間に宿泊したい方は、このお部屋は必見です。
こちらのお部屋は、古都台南の古民家をイメージしたもの。内装や、家具の各所に台湾の伝統工芸を使用しています。カーテンを開けると、かわいらしい鶏や卵オブジェなどがお目見え。どこか懐かしい、ノスタルジックな空間に宿泊したい方にピッタリのお部屋です。
台湾スイーツをモチーフにしたフォトジェニックなお部屋がこちら。カラフルな内装で、台湾ステイを鮮やかに彩ってくれます。お部屋のどの場所もフォトスポットなので、お写真好きにはたまらないはず。
同ホテルのいち押しは、台北では珍しい大浴場。窓からは空中庭園と台北の街並みを眺めることができるんです。ゆったりくつろげる広々としたお風呂は感動もの。まさか、台湾で大浴場を堪能できるとは思っていなかったので、嬉しくて何度も入浴してしまいました。たくさん歩いて疲れた体がほぐれます。
脱衣所は和モダンなドレッシングルームで、アメニティも充実。ミニタオルも置いてあり、かゆいところに手が届くといった感じです。ロッカーの内側には小物入れが付いているのですが、これがまたちょうどいい。入浴の際、アクセサリー置き場に困ってしまった経験がある方も少なくないかと思いますが、細やかな気遣いがいたるところに散りばめられていて、快適に過ごすことができました。
朝食はホテル1階のレストラン「JAPOLI pizza pasta cafe」でいただきます。ブッフェスタイルの同レストランには、本場の台湾料理を筆頭に、日本人料理人が監修する和食、自慢のイタリアンが揃います。「台湾でイタリアン⁉︎」と思われるかもしれませんが、ピザが絶品。添加物をできるだけ使わず、皮やソースまで手づくりにこだわった人気の一品なんです。
ブッフェで私が気に入ったのは、セルフメイド式の鹹豆漿。もともと鹹豆漿は大好きなのですが、自分でつくると味わいもひとしお。初めての方にもわかるよう、説明書きも添えてあるので安心です。
バイオーダー制でひとり一品注文できるので、ぜひ試してみてください。今回、「台湾有機野菜と海鮮のお粥」と「鰹出汁と海老の担仔麺」をいただいたのですが、朝ごはんの定番にもなっているお粥は海鮮の旨味がたっぷりと広がり思わず笑顔に。「担仔麺」はさっぱりとしていて朝でも食べやすい味わいに仕上げています。
食後にコーヒーを飲む方は、ドリンクコーナーにもぜひご注目ください。お部屋でいただけるよう、お持ち帰り用カップを準備してくれている他、温かなミルクも置いてあるのでお見逃しなく。コーヒーのそばにミルクが置いてあることは多いですが、同ホテルではホットミルクを用意してくれているんです。ちょっとしたことですが、カフェオレ好きにはたまりません。こういった気遣いの一つひとつに居心地のよさを感じます。
同ホテルのロビー壁面には台湾産の大理石、フロアには台湾の古民家で使われることが多い床材を使用しています。それと同時に、天井には日本の伝統建築様式を取り入れ、それぞれの文化が混ざり合うことで優雅な空間を作りだしているから不思議。このロビーを通る度に、スッキリ心が整います。
羽田から約3時間半で到着する台湾。魅力的な観光スポットも多いので、三井ガーデンホテル台北忠孝を拠点に、台湾の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。