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夏休みがはじまり、サマーキャンプや夏のアクティブティで移動が増える季節を迎えたアメリカ、ベイエリアでは再びコロナ感染の増加が話題となっています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
筆者を含め周囲でコロナ感染が増加しているなか、ベイエリアでは現在、カリフォルニア州のどの地域よりもウイルス性廃水が多いということが、カリフォルニア州公衆衛生局により明らかとなりました。報告によると、過去21日間にサンフランシスコ全域で採取された廃水サンプルから「一貫して高濃度」のSARS-CoV-2が検出されたということ。ウイルスは検査を受ける前に排出されるため、この廃水モニタリング方法は、無症状の人のデータも含めながら、今後の急増を予測するのに役立つとされています。
また、サンフランシスコ以外では、6月11日時点で、バレイホ・ノバト・コントラコスタ郡西部・サウサリート・パロアルト・サニーベール・サンノゼでもCOVIDの濃度が高いことが報告されており、感染が広範囲に及んでいることがわかります。ベイエリア周辺在住の方は、感染に十分気をつけてお過ごしください。
6月のプライド月間が始まったサンフランシスコ、市内でもカラフルなレインボーの旗を多く見かけるようになりました。毎年月の最終週末に行われる「San Francisco Pride & Parade 2024」に向けて、市内でもさまざまな準備がはじまっています。今年のプライドウィークは、6/29 & 6/30。シビックセンターにて、さまざまなイベントが催されるほか、6月30日はパレードも開催されます。
今週末にチェックしたいイベントをいくつかご紹介します。
このコラムを書いている2024年6月13日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は4.3%。先週だけ減少傾向にシフトしましたが、今週は再度4%まで増加しています。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は5.3%。州全体に関しては、ここ2ヶ月ほど増加傾向です。インフルエンザ陽性率は3.2%。インフルエンザはほぼ変わりなく安定した陽性率です。