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前回の帰国時からずーっと気になっていた”泉天空の湯”。今回は乗り継ぎもあり長時間の移動から国内の移動と続くスケジュール。思いきってヴィラ・フォンティーヌに宿泊して、念願の空港温泉を体験してみました。そーゆー利用方法もあるのか! と日本の旅行がまた楽しくなったお話です。
場所ですが、羽田空港第3ターミナル2F・羽田エアポートガーデンになります。国際線で到着して出口から真っすぐに行けばよいだけでわかりやすいですが、うまい具合にエレベーターに隠れています。通路の右手にショップが並び沿って歩くとホテルロビーの案内があり、エスカレーターまたはエレベーターで4Fに上がります。セルフチェックインのブース数が圧倒的に多いためスタッフ少なめですが、よいタイミングで現れ、ヘルプしてくれます。また、ホテル滞在者には温泉利用も含まれていますが、まれにそうではない場合があるらしいので念のため確認してください。
カードキー、部屋の半券、入湯料のレシートを受け取りチェックイン完了です。
客室は2〜11F(4Fロビー階)、温泉連絡階は6Fです。6F以外のフロアー滞在だと、いったん6Fに移動して乗り換えになります。泉天空の湯は12Fとなります。
泉質:含ヨウ素ナトリウム塩化物強温泉(弱アルカリ性ph7.6/自家源泉・加温・巡回濾過)
岩盤浴、マッサージは別途受け付けています。
念願の泉天空の湯大浴場は、露天風呂も含め、炭酸水、ジェットバス、水風呂も湯温38〜40℃でした。暑すぎずぬる過ぎずちょうどいい温度でした。やわらかいお湯でいつまでも入っていたい感じ。眼下に多摩川、大師橋、東京湾工場地帯の風景が広がります。山間の温泉とはまた違ったマンメイドな趣もオツな感じです。チェックインして20分くらいで温泉、サンフランシスコから乗り継ぎで長期の移動の疲れはすっかり忘れてました。
お風呂の後は、「お食事処・泉天空」のカウンターで、京浜工業地帯あたりの夜景を見ながら、羽田ブルワリーの「ヴァイツエン(1000円)」とお刺身(1500円)をいただきました。大麦麦芽と小麦麦芽を半分ずつ使っていてそのため少し濁りがあります。オレンジピールとコリアンダーのおかげでフルーティで、苦味は優しく少しバナナっぽい風味がします。
最近いろんなところで開催されている工場夜景見学クルーズは、暑い夏のアクティビティにおすすめです。工場の照明が浮かび上がるように見え、波打つ水面に反射。近未来的で幻想的な雰囲気がすごく素敵だったと参加した知り合いが感想を述べていました。
時差ボケでどうせ目が覚めているだろうと心配はしませんでしたが、翌朝日の出は4:27。それよりずっと早く3時半頃からまだかまだかとお部屋で待っていましたが、24時間お風呂に入れるからとお部屋に用意されている部屋着に着替え再び泉天空の湯12Fに行きました。
むむむ、しかしあいにくの曇り空で、残念!(そうだ梅雨の時期だった)
注:各お部屋には小洒落たパジャマのような部屋着(男女兼用上下)が用意されています。お部屋の階と風呂のフロアは着ていてもOKですが、ロビーや階下のレストランに行く際は着替えてくださいね。
ロビーをウロウロしていて気がついたのが、羽田到着後お風呂に入って身支度を整えて仕事や地方へ移動するパターンもよくあるようです。温泉で時差の調整なんてちょっと贅沢な方法。例えば、SFO深夜便(NH107)で早朝羽田について、お風呂に入って目的地に向かう利用の仕方してみてもいいかもしれません。
都内の移動は荷物もあるし通勤ラッシュは避けたのですが、エスカレーターの移動はなかなか大変。点字ブロックにキャスター引っかかって後ろの人にぶつかったり電車の移動って結構大変ですよね。
(気付き:駅構内ほぼ全ての通りに点字ブロックがあって感動しました)
そこで高速バス。羽田空港は東京、神奈川、千葉、埼玉ほか関東地域各所へ空港バスが運行されていました。
東北(仙台・福島・山形など)甲信越北陸(富山・金沢・新潟・長野・群馬など)東海近畿(静岡・名古屋・大阪など)は、おおむね夜中近くバスターミナルを発車し、翌朝に目的地到着というスケジュールです。夕方羽田空港に着いて温泉のディユースを利用して、エアポートガーデン(1F)発のバスに乗車もありなのかもしれませんね。
旅はこれからなのに、到着早々楽しい思い出ができました。温泉を含む羽田エアポートガーデンは、ここだけで充実した1日が過ごせます。さすが世界トップクラス人気の空港です!