キーワードで検索
イタリア船籍のコスタセレーナは、博多港を出港して翌朝釜山港に入港。たった2泊3日のクルーズ旅なので、船に残ることも考えましたが、少しだけ釜山の街歩きに出ます。ランチは釜山名物の創業店に。
18時に博多港を出港したコスタセレーナは翌朝8時に釜山港に入港、下船案内は入港から約40分後にありました。船上から見る釜山の街並みは、お洒落なデザインの高層ビルが山に向かって並んでいます。
釜山に上陸しました。入国手続き後、メトロ乗車は現金が必要なので、少しだけ、韓国ウォンに両替します。
そして駅に行くための無料シャトルバスはすでに満席、次を待つより歩く方が早いので、徒歩でメトロ釜山駅に。
タクシーも安いので考えましたが、自分の足で行く方が思い出に残る旅になるので、なるべく列車を利用します。
友人と2人旅、どちらもハングルはまったくわからないので、グーグル翻訳が命。まず、韓国旅では便利な交通カードにチャージします。日本語が話せる駅員さんがおられたので助かりました。
いよいよメトロへ。ここで親切な釜山の人達に出会いました。
地図を見ていたら、独学で日本語を勉強していると言われた方はじめ、駅ごとにお声かけいただき、メトロを乗り降りして目的地に行くことができました。筆者は、声をかける勇気がなかったのですが、駅で困ってそうな人を見たら声を掛けようと心した釜山旅です。
凡一駅下車は、釜山名物を食べに『元祖ハルメナッチ(원조할매낙지)』に。釜山名物ナッコプセ・ナッチポックム(テナガダコの辛炒め)の創業店です。
貴金属通りの一角にあります。
だしと唐辛子などで具材を炒め煮にしてくれます。味の決め手は7種類の魚介からとった天然スープ、エビを加えたメニューを選び、卓上のコンロで煮込んでくれます。
とても柔らかいタコと、たっぷり入ったプリプリエビ、最初からご飯にのせていただきました。
黒豆、ニラ、白菜キムチ、水キムチがついており、韓国のりもたっぷりとのせることができます。
ピリ辛に飢えていたからうれしく、非常においしいナッコプセ・ナッチポックムです。
私達の釜山の街での滞在時間は約4.5時間、コスタセレーナでの時間も取りたかったので、少し早めに船に戻りました。
温かい人達に出会った釜山、また改めて訪問したい町になりました。
そして私達のクルージングは博多港を目指して続きます。