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皆様、こんにちは! haluです。
本日は、先月のパート①に続きパート②を。
バリ島レコード店情報です。パート①は、先月の投稿を御覧ください。
先月にも掲載いたしましたが、地図はこちらです↓
ジンバランとを結ぶ主要道路で、地域はUngasanになります。ニルマラスーパーマーケット側です。
今回は、「インドネシア」にフォーカスした内容でまとめていきたいと思います。
まずは、じっくりとこちらからご紹介!
「Nick Mamanit & Trio / Sarinande 」
ジャカルタ発の老舗ジャズレーベル「Irama」から1956年に発売。
オランダにて音楽留学後帰国し、インドネシア伝統音楽とジャズを融合させ、以後インドネシアジャズ業界に多大なる影響を与え続けた伝説的ピアニスト「Nick Mamahit」の名盤です!
アレンジも圧巻! 洗練された曲ばかりで、静かにうっとりと聴き入りたくなります。すばらしいのひと言!
ジャケのコンディションは、劣化は多少ございますが、ボロボロではございません。(原型は留めてある範囲内(笑)。)
コレクターの方は勿論、音楽好きのお友達へのお土産にこちらの名盤はいかがでしょうか?
気になる価格は、日本円で、約6000円ほど。
続いて、こちら!
「Nuskan Sjarif / ORKES KUMBAN TJARI 」
こちらもIramaより1960年代リリース!
ラテン音楽を、ペンタトニック調(五音音階)に変換、オリジナルのラテン音楽そのものよりもさらにユニークに、オリジナリティあふれるものになっています。ご自身の想像(妄想)を、ぜひ膨らませてみてください!(笑)
楽団(オーケストラ)唯一のリード・ギターリストである「Nuskan Sjarif」は、歌手、作曲家、編曲家でもあり、このLP盤(アルバム)の全曲を美しく、ひと味違う、爽やかなものに構成しています。
彼は、KUMBAN TJARI楽団(オーケストラ)のリーダーです。
こちらも世界中のコレクターに人気の名盤!
多少のジャケ劣化はございますが、こちらも許容範囲内!(笑) (個人的見解です)
価格は、日本円で、約4500円ほどです。
現在、ヨーロッパでは、2倍近い価格で取引販売されています。
続いてこちら!
「Guruh Sukarno Petra / Dntukmu Indonesiaku」
1980年発売!
ジャンルは、インドネシアンポップス、ファンク、ディスコ。
1曲目は、軽快で爽やかな女性ボーカルが心地よい、インドネシアンポップス!
本名は、ムハンマド・グルフ・イリアント・スカルノプトラ!
ん? スカルノ!? と思った方!
そうです! インドネシアの初代大統領スカルノの子で、1番目の妻ファトマワティとの間に生まれた末っ子、インドネシア第5代女性大統領メガワティの実弟なのです!!
実は彼、芸術家、演出家、政治家としてインドネシアではとても有名です。今も曲がカバーされたり、インドネシアで歌われたりしています。
アムステルダム大学を1976年に卒業後、すぐに父親(スカルノ)の跡を継いで政治家にはならず、芸術の道を選び、現在までに100以上の振付作品を制作、インドネシアのポピュラーソングを数多く作曲しています。
1991年にはフランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与された経歴も。
2000年にスラバヤで開催されたインドネシア・ナショナル・ゲームズの開会式等、今も芸術的なパフォーマンスを(演出)を続けています。
さて、まだまだ続きます!
次は、こちら「Hurry Roesli Gang / Philosophy Gang」
インドネシアン・ジャズロック、ファンク、プログロックの超激レア盤!! 73年に発売のなんと、初回プレス盤です!!
インドネシアン・ロックを代表する「HARRY ROESLI」が「HARRY ROESLI GANG」名義で73年にリリースしたファーストアルバム!
シンガポールのLION RECORDSから発売の一枚!!
世界中の東南アジア・ロック・ファンが探している激レアアルバムです。
状態がいい上、初回プレス盤ですから、それなりの価格は覚悟の上です!(笑)
価格は、日本円に換算して、約3万円ほど。
ここで本物を直接目撃、試聴できたことでも、心からありがたい気持ちになりました!
ランディーさんは、私のアポなし、突撃取材にも本当に親切に対応してくださり、感謝です!
ランディーさんは、若かりし頃インドネシアを出て海外(ニュージーランド)などで暮らしていたご経験があり、非常にインターナショナルな感覚をお持ちです。
彼の物腰に漂う落ち着いたフラットでやわらく誠実なお人柄に、お育ちのよさが垣間見られます。
ランディーさんに、今どんなジャンルがお好きかと尋ねてみましたら、ジャズやレアグルーブ系が好きだと話してくれました。
私が日本人ということもあり、日本の「Nautilus」もラックから持って来てくれて、大好きだと教えてくれました!!
流石センス良すぎます! 嬉しいですね!
こちらのライブアルバムも世界中で話題となり、すでに名盤入り!
東京を拠点に活動するジャズ・トリオ「NAUTILUS」
ドイツのケルンにあるあの、「King Georg 」で行われたツアー最後のライブ盤です!
今回もアツくレコード解説を綴った(笑)、バリ島レコードショップ情報となりました。
今回の内容は、非常にマニアックかもしれませんが、地球の歩き方読者の方々でしたら、ご理解いただける許容範囲と信じて、こちらも現在バリの最新情報としてシェアをさせていただきます。
それでは皆様、引き続きよい1日をお過ごしください。