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モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
モントリオールのあるケベック州は夏休みに入り、世界的にも有名な「モントリオールジャズフェスティバル」も開催され、一段とにぎやかになって来ました!
本日ご紹介するのは、1985年から始まり、今年で38回目を迎える「モントリオール国際花火大会」としても知られるロト・ケベック国際花火大会についてです。
「モントリオール花火大会」としても知られるロト・ケベック国際花火大会は、世界で最も重要かつ権威ある大会です。
コロナ禍のため、2020年と2021年は開催されませんでしたが、毎年夏に開催される恒例のイベントで、大会期間中に各国がそれぞれ30分間という時間内に、音楽に合わせて花火を打ち上げます。
大会最終日には「ジュピター」と呼ばれる賞(ゴールド、シルバー、ブロンズ)が授与されます。
毎年6月~8月の間に開催されますが、年によって曜日が変わることがあります。
花火は、1967年モントリオール万博の会場の一部ともなった遊園地「La Ronde(ラ・ロンド)」から打ち上げられ、セントローレンス川の川岸周辺、旧港、ジャック・カルティエ橋の上など、いくつかの場所から見ることができます。
各国は6,000発以上の花火を打ち上げ、毎年およそ300万人の市民や観光客が魅了されます。
花火は音楽に合わせて打ちあげられるショーのような感じで、ラジオを持ち寄って音楽と一緒に花火を楽しみます。
場所によってはスピーカーがあり、ラジオを用意しなくても音楽を聞きながら花火を鑑賞することができます。
打ちあげ時間は午後10時から30分間で、打ちあげの合図は、遊園地にある観覧車のイルミネーションです。10秒前から観覧車のイルミネーションがカウントダウンとともに徐々に消えていきます。
鑑賞するのにいちばんいい場所は、もちろん遊園地の会場ですが、1日券+花火鑑賞席料金(10$)が必要です。
当日はジャック・カルティエ橋が午後8時から通行止めになるので、日本ではできない橋の上からの鑑賞もおススメですよ!
ただし橋の上から見るには早い時間から行って場所取りをしなければいけません。
ジャック・カルティエ橋は午後8時〜午前0時まで車が通行禁止になるので、なるべく着くように向かってください。
ジャック・カルティエ橋の最寄り駅は、地下鉄グリーンラインのPapineau(パピノー)駅です。
旧港にあるTOUR DE L'HORLOGE(時計塔)から見るのもおススメですし、Papineau(パピノー)駅で降りて、セント・キャサリン通りを東にずーっと歩いて行った川沿い、ラ・ロンドの真向かいから見るのもとてもいいですよ。
旧港からクルーズ船も出ていて、花火鑑賞のみ、ディナー付きなどいろいろなコースがありますので、ちょっとおしゃれな花火鑑賞をしたい方はぜひどうぞ!
帰りは地下鉄が混雑するので、Berri UQAM駅まで歩くか、2駅くらい先のPrefontaine(プレフォンテーヌ)駅までゆっくり歩くのもいいですね。
今年の日程、参加国は以下のとおりです。
今年は、トップバッターとして日本の「大曲の花火」が大会に参加し、観客を魅了させました。
7月4日以降のスケジュールは以下の通りです。
6月27日 ボーイズ&ガールズバンド(オマージュ)
開幕の花火で、コンペティション外
7月4日(木) 日本
7月7日(日) イタリア
7月11日(木) オーストリア
7月14日(日) メキシコ
7月20日(土) カナダ
7月27日(土) フランス
8月1日(木) COLDPLSY(オマージュ)
閉幕の花火で、コンペティション外
コンペティションの結果(ジュピター賞)発表は、最終日8月1日の閉幕の花火の前にラジオ又は大会公式サイトで発表されます!!
本日は、1985年から始まり今年で38回目を迎える「モントリオール国際花火大会」としても知られるロト・ケベック国際花火大会をご紹介しました。
皆さんもぜひご家族と、ご友人とご鑑賞ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)