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文化財でかつ、いろんなイベントなどが開催されている旧ソウル駅舎「文化駅ソウル284」で、現在「re SOUND:響き、その向こう側」という展示が8月25日まで無料で開催されています。
この展示は、デジタルコンテンツ制作会社ディストリクト創立20周年を記念した展示で、8つの展示作品を鑑賞することができます。
観覧方法ですが、外国人の場合、文化駅ソウル284の入口に現場登録案内の看板があり、そこに記載されたバーコードから当日予約して観覧することができます。
*迷った方は、入口に予約をお手伝いされているスタッフの方に尋ねてみてください。
入口を入って最初に展示されている作品は、「OCEAN」という大波の動きを表現したデジタル映像です。
大スクリーンに映し出される迫力ある波しぶきの映像の前で、多くの人が写真を撮っています。
文化遺産に指定されている文化駅ソウル284での展示とあって、天井のスタンドグラスも見事です。
今回の展示は、
Op.1「Ocean」
Op.2「IMAJINED WORLDS」
Op.3「CATHARSIS」
Op.4「ECHO」
Op.5「TACTILE ORCHESTRA」
Op.6「SEATED CATALOG OF FEELINGS」
Op.7「FLOATING MIND」
Op.8「FLOW」
と8つの作品を鑑賞することができます。
Op.1~7の展示は文化駅ソウル284の1階に、Op.8は2階に展示されています。
作品によっては、順番を待って鑑賞するものもあります。
Op.1「Ocean」が展示された空間の左横には、アートショップも併設されています。
こちらは、デンマークのアーティストの作品「CATHARSIS」です。
3枚のスクリーンを通じて原始林の美を昆虫の視線で鑑賞できる映像作品です。
Op.6「SEATED CATALOG OF FEELINGS」では、椅子に座ってヘッドセットをつけると、目の前の床に表示される文字を音で表現したサウンドが聞こえ、椅子からはその動きが振動で伝わってきます。
座った後ろの壁には、壁に映し出された模様が人の動きで変化していく様子を見ることができます。
Op.7「FLOATING MIND」は、韓国の繊維工芸アーティストと韓国で初めてのASMRアーティストのコラボによる作品です。
ふわふわのクッションに座って心地よいサウンドを聞いていると、つい寝ころんでしまいたくなるほど心も体もゆったりとした気分になります。
Op.8「FLOW」は、アウターネットロンドンで初演された作品で、韓国では今回が初めての公開となるそうです。
約10分ほどの映像で、アーティストの流れ(FLOW)や移り変わりが表現された超現実的メガアートパフォーマンスです。
無料とは思えない見応えある展示、8月25日までにソウルにいらっしゃる予定がありましたら
足を運んでみてはいかがでしょう。