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こんにちは~山梨特派員の水月です。
2024年の7月。3泊5日で、シンガポールへ旅してきました。
シリーズ第3回は、近代未来型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」を紹介します。
トップの写真は、「スーパーツリー」です。熱帯雨林の巨大樹をイメージして造られた「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のシンボルで、中心部の「スーパーツリー・グローブ」にはつり橋「スカイウェイ」が掛けられていて、空中散歩を楽しむことができます。夜にはイルミネーション&音楽のショーイベントも行われます。
さて今回は、広大な「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のなかの大小2つのドームへ、行ってきました。
大きな方のドーム「クラウド・フォレスト」は、低温で湿度の高い山岳地帯の植物体系を再現し、展示しています。
入口を入ると、まず35mの滝に驚かされました。そして、涼しい! カーディガンを羽織っても肌寒いほどでした。
滝のしぶきを楽しんでから、エレベーターで7階へと上ります。
そこは「ロストワールド」と呼ばれ、海抜2000m級の山でしか見られない高山植物や食虫植物などが、緑を繁らせていました。
下で見た滝を、今度は上の方で、内部から眺めることもできます。
7階から「クラウドウォーク」で空中散歩を楽しみながら、多種多様な植物を見てゆっくりと下っていきました。
緑濃くみずみずしいシダや、名も知らぬ花々に癒やされてウキウキと歩き、心も身体もリフレッシュしていきました。
ゆっくりと空中散歩を楽しんだ先には、自然の中で鍾乳石、水晶などが作られていくコーナー、水の循環を学んだり、プロジェクションマッピングで遊ぶ部屋などもありました。
そして最後に、地球温暖化に警鐘を鳴らすコーナーも。動植物が生きる地球で水の循環を守っていくために、自分に何ができるかを考えさせられました。
小さな方のドーム「フラワードーム」では、南アフリカ、イタリアやスペインなどの地中海沿岸の植物や、半乾燥亜熱帯地方の植物などを楽しめます。こちらも、すごく涼しいです。
バオバブの木を集めたコーナーや、大樹となったオリーブの木々が繁る森など、気持ちよく散策しました。
ドーム中央には、世界中の花々を集めた花壇が並ぶ「フラワー・フィールド」があります。
こんな撮影スポットもありましたよ。
反対側に回ると、かわいいお家のなかの様子も見られて、楽しい!
期間限定2024年7月12日(金)~9月17日(火)の特別展示〈Impressions of Monet: The Experience〉では、プロジェクションマッピングなども使い、フランスのジヴェルニーにあるモネの自宅の庭園風景を再現しているそうです。
暑いシンガポールの涼しい屋内スポット。雨の日にも楽しめます。
フィトンチッドをたっぷり浴びに、出かけませんか。
*クラウド・フォレスト、フラワードームは、メンテナンスのため月に1度休園します。ご確認ください。
☆シンガポールの旅2024夏シリーズ、バックナンバーはこちら。
第1回 「シンガポールの歩き方」
第2回 「”ホーカーズ”でローカルフードを食べよう!」