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夏真っ盛りの7月中旬、サンフランシスコ含むベイエリアではコロナ感染の拡大が懸念されています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
疾病対策予防センターによると、今週カリフォルニア州のコロナウイルスの廃水レベルが冬以来初めて「非常に高い」マークに急上昇したことが判明しました。サンフランシスコでもここ3週間、陽性率が増加状況にあります。この原因として考えられているのが、酷暑のためベイエリアの住民が屋内に閉じこもるようになり、その影響だと考えられています。今回流行しているのが、FLiRTの亜種(KP.3、KP.2、KP.1.1、LB.1)。これは感染力の強いことで知られています。
州全体では、救急外来受診率は前週より15%増加し、コロナウイルス検査陽性率はわずか3ヵ月前の1.8%から13%に増加しています。CDCの統計によれば、カリフォルニア州は現在感染者が増加している45州のひとつとされます。また今週は7月17日に、ジョー・バイデン大統領が、ラスベガスを旅行中にコロナウイルスの陽性反応を示したことでも大きな話題となっています。
今週末、ベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。
このコラムを書いている2024年7月18日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は6.2%。先週の11.1%、先々週の9%から減少していますが、ベイエリアでコロナの陽性率が上がっています。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は13%。先週の10.6%、先々週の5.3%と比較しても増加傾向であるのが見て取れます。インフルエンザ陽性率は3.4%。こちらは安定しています。