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コロナ感染が拡大するベイエリア。7月中旬の様子

KatieM

KatieM

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2024年7月20日
公開日
2024年7月20日
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夏真っ盛りの7月中旬、サンフランシスコ含むベイエリアではコロナ感染の拡大が懸念されています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

カリフォルニアの廃水測定値が急上昇、COVIDレベルが「非常に高い」ことを示唆

疾病対策予防センターによると、今週カリフォルニア州のコロナウイルスの廃水レベルが冬以来初めて「非常に高い」マークに急上昇したことが判明しました。サンフランシスコでもここ3週間、陽性率が増加状況にあります。この原因として考えられているのが、酷暑のためベイエリアの住民が屋内に閉じこもるようになり、その影響だと考えられています。今回流行しているのが、FLiRTの亜種(KP.3、KP.2、KP.1.1、LB.1)。これは感染力の強いことで知られています。

州全体では、救急外来受診率は前週より15%増加し、コロナウイルス検査陽性率はわずか3ヵ月前の1.8%から13%に増加しています。CDCの統計によれば、カリフォルニア州は現在感染者が増加している45州のひとつとされます。また今週は7月17日に、ジョー・バイデン大統領が、ラスベガスを旅行中にコロナウイルスの陽性反応を示したことでも大きな話題となっています。

今週末のイベントガイド

今週末、ベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。

  • 7/20 5–8 pm: Salsa in the streets: 去年に続き、今年で2回目となる屋外サルサイベント。ミッション地区の目抜き通りであるバレンシア通りが歩行者天国となり、DJホアン・ラブによるサルサ音楽とダンスを楽しめます。全年齢対象で、参加は無料。初心者は5時から無料レッスンに参加できます。
  • 7/21 1-5 pm : Japan Day 2024: 源太鼓・大道流・国際空手道連盟・桜連フォークダンス・沖縄舞踊と太鼓・銀天会・司太鼓の無料パフォーマンスを、SFジャパンタウンにて楽しめます。

最後に

このコラムを書いている2024年7月18日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は6.2%。先週の11.1%、先々週の9%から減少していますが、ベイエリアでコロナの陽性率が上がっています。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は13%。先週の10.6%、先々週の5.3%と比較しても増加傾向であるのが見て取れます。インフルエンザ陽性率は3.4%。こちらは安定しています。

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