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「Asia’s 50 Best Bars 2024」のトップに輝いたのは香港の「Bar Leone」

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2024年7月24日
公開日
2024年7月24日
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イギリスのWilliam Reedが「Asia's 50 Best Bars」の2024年版を発表しました。ナンバーワンに輝いたのは上環(Sheung Wan)にある「Bar Leone」でした。これにより4年連続で香港のバーが1位に輝いたことになります。ちなみに日本のトップは東京にある「ベンフィディック」でした。

William Reedは公平性を担保するため、265人の会員がいる「Asia’s 50 Best Bars Academy」が投票して決めるのですが、18ヵ月以内に訪れたバーを対象で、7店のバー抽出。うち5店は居住地から選ぶなどのルールがあります。

©︎写真提供:WilliamReed

Leoneはフォーシーズンズホテル香港のバー「Argo」などで働いていたバーテンダーのLorenzo Antinoriが2023年6月に開業したばかりという新しいバーです。イタリア出身ということでバールをイメージした内装のほか、オリジナルのカクテルも数多くそろえています。

4位にメキシコがテーマのCoa、9位に前述に書いたようにフォーシーズンズ内にあるArgo、10位はマンダリンオリエンタルホテル内にある居酒屋テイストをいれた和食店のThe Aubreyで、ここにあるバーエリアが高い評価を得ました。このようにベスト10に4店舗も香港のバーが入りましたが、バーは西洋文化が発祥なのでイギリスの植民地であった香港は、そういう意味では、バー文化が浸透している都市ともいえるでしょう。

©︎写真提供:HKTB Coa
©︎写真提供:HKTB Argo

ほかにも17位にローズウッドホテルないにある「Darkside」、19位に中環(Central)にある「The Savory Project」はオリジナルカクテルに強みがあり、24位は荷李活道(Hollywood Road)にありリサイクルなど持続可能なバーの在り方を目指す「Penicillin」、26位は同じ中環にありミクソロジーカクテルが楽しめる「Quinary」、45位は西營盤(Sai Yin Pun)にあるベネズエラ生まれのバーテンダーが運営する「Mostly Harmless」とトップ50に9店舗もランクインしました。

香港のナイトライフには欠かせないバー。これからも進化していきそうです。

©︎写真提供:Rosewood Darksideのカクテル
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