キーワードで検索
テルメ(温泉)の歴史的があるイタリア。ミラノには、スイミングプールの伝統もあります。
ミラノは連日35℃を超える暑さが続き、夏の暑さ対策にスイミングプールは欠かせません。
町の中心地から少し離れた場所に、劇場も併設されている緑と花に囲まれた美しいスイミングプールがあります。
今回は、ミラノの暑い日にリフレッシュできる「Bagni Misteriosi(バンニ・ミステリオージ)」をご紹介します。
1930年代に誕生した、バンニ・ミステリオージはリバティの雰囲気あるおしゃれなスイミングプールです。
数十年にわたって、都市の歴史に沿って建造物が入れ替わりましたが、ミラノ市民に親しまれているスポット。
ミラノの中心地にあるミラノ大聖堂のある駅から地下鉄3番線線に乗車し3つ目の「Porta Romana(ポルタ・ロマーナ)」駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
スイミングプールのほか、劇場、レストランが併設されている落ち着いた雰囲気。
場内に入ると、柱廊があり柱ごとにバラの花などの植物が植えられ華やかな印象です。
半日コースと全日コースがあり、中へ入ると半日の人は白いリストバンド、全日の人は黒いリストバンドが渡されます。
更衣室がありますが、ロッカーはスポットに限りがあります。また、ロッカーを使用する際は、鍵の持参が必要です。
筆者の場合は、ロッカーのスポットがなかったのでプールから見える場所に荷物置き場を確保しました。
サンベッド、パラソルはありません。芝生エリアやウッドデッキがあるのでビーチタオルを敷いてくつろげるスポットを見つけましょう。
日焼けが大好きなイタリア人。多くの人が太陽の真下にある芝生エリアにタオルを置いて日光浴をしてリラックスしています。
プールに入る人より、日焼けを楽しみ、本を読んだり、家族や友人とおしゃべりを楽しんでいる人たちが多くいました。
プールは、2ヵ所。
子どものエリアと大人のエリアに分かれています。
子どものエリアは、3歳の子どものお腹くらいの深さから、小学生くらいの子どもたちが遊べる深さまであります。
中央にはフラミンゴの像がたたずみ、像を囲むように浅いエリアから深いエリアへと変わります。
大人のエリアには、1レーン水泳用エリアがあります。
浮き輪などを使用している人はいません。
ほとんどの人が、プカプカと浮かんで日光浴を楽しんでいます。
プールに入る際は、帽子が必須です。現地では8ユーロで販売しています。
ミラノ市内にあるスポーツ洋品店「Decathlon」には、さまざまな種類の帽子が販売しているので事前に用意して忘れずに持っていきましょう。
施設内には、レストランバーが併設されています。
GUDは、ミラノにある複合施設「シティライフ(CityLife)」にもあるのです。
ピッツァやポークバン、チキンサラダボールなどの食事からアイスクリーム、ケーキ、アルコールなど用意されています。
屋外にあるテーブル席があるので、水辺で食事が楽しめるスポットです。
夕方になると、アペリティーボ(食前酒タイム)があり、カクテルと軽食を楽しむ人たちでにぎわいます。
夏にミラノを訪れた際は、イタリアスタイルのスイミングプールを楽しんでみてはいかがですか。
緑が多くあるので木陰の場所もありリラックスするのにおすすめスポットです。
3歳未満のお子様は無料で入場可能です。そのほか、キッズ割引、シニア割引などもあるので公式サイトでチェックしてみてください。
2024年は5月31日からスタートし、9月30日までオープンしています。