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モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
今日ご紹介するのは、モントリオールから南に車で20分、サン・コンスタンという街にあるカナダ鉄道博物館です。
こちらの博物館は、所有者兼運営者でもあるカナダ鉄道歴史協会によって1961年に設立されました。
この博物館では160台の機関車や客室を超える、カナダ最大の鉄道機器コレクションが保管されています。
また、敷地内にあるミュージアム(アンガス展示館)に保管されているコレクションは、カナダの鉄道の歴史に関する25万点を超える物品や文書があります。
アンガス展示館は大幅な拡張を経て2000年代にオープンしました。
最も貴重な資料の一部は、メイン展示棟となっているこちらのアンガス展示館に保存されています。
中でも最も注目すべきなのは、「ハドソン型」として知られる旧カナダ太平洋鉄道の機関車「ロイヤルハドソン 2850」です。この機関車は1938年に、故エリザベス女王の父王であるジョージ6世とエリザベス女王を乗せたロイヤルトレインを牽引してカナダを横断する西行区間を走行したことでも知られています。
CPP144は1959年にその役目を終えるまでカナダ太平洋鉄道で使用された、現存する最古のカナダ製蒸気機関車で、機関車ファンには見逃せません。
屋外にある屋根付きの車両展示場にはその他の機関車や車両が展示されています。
そして1882年にカナダ大西洋鉄道によって建設されたバリントン駅の駅舎は、1965年1月12日に2日間かけてこちらの鉄道博物館に運ばれ、1996年に修復され1882年当時の駅舎も見ることが出来ます。
ギフトコーナーでは模型やTシャツ、文具など可愛いか商品を購入する事ができます。
記念にいかがですか?
アンガス展示場内には軽食が食べられるカフェテリア「Le Tramway」があり、屋外のピクニックスペースでは持ち込んだランチを食べることも出来ますで、家族皆で1日楽しむことが出来ますね。
屋外では敷地内を走る歴史的路面電車に乗れるほか、旅客列車やミニトレインに乗ることも出来るので、子供から大人まで楽しむことができます。
路面電車の運行は、5月17日〜10月27日(2024-2025)、20分おきに運行しています。
※路面電車:大人2$、子供1$
※ミニトレイン:大人2$、子供1$
※旅客列車:大人2$、子供1$
平日に鉄道で行く場合は、地下鉄Vendôme(ヴァンドーム)にある鉄道駅「Vendôme」から9:40発の「77号」に乗るか、12:25発の「79号」に乗り、「Saint-Constant(サン・コンスタン)」駅で下車します。
駅を出るとすぐ目の前が鉄道博物館です。
帰りは13:27発の「86号」に乗るか、16:26発 の「83号」に乗車して下さい。
「83号」はCandiac(カンディアック)行きですが、その後「90号」モントリオール行きに変わりますので、そのまま車内で待機していて下さいね。
週末もしくは祝日に行く場合は鉄道が運行していないので、モントリオール中央駅から出ているREM(首都高速鉄道)に乗り「Panama(パナマ)駅」 まで行き、バスに乗り換えます。
Panama(パナマ)駅より:13ホームから650番のバスに乗り(32分、30駅)、Georges-Gagné(ジョルジュ・ガニエ)駅まで行き、2番ホームから153番のバスで「Saint-Pierre / Perras(サン・ピエール/ぺラス)」駅で下車。ミュージアムまで徒歩1分。
本日はモントリオールから車で20分、鉄道やバスに乗っても行くことが出来て、子供から大人まで楽しめる「カナダ鉄道博物館」をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)