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イタリア土産と聞くと、バッチ(Baci)チョコレートやパスタ、リモンチェロ、マービス(MARVIS)の歯磨き粉などが定番ではないでしょうか。
ファッションの街ミラノでは、可愛いパッケージに包まれたチョコレートやミラノのある北イタリア発祥の美食が豊富にあるのです。
今回は、筆者がギフトに用意するおすすめショップをご紹介。自分や大切な人へのお土産選びの参考にしてください。
ミラノの家庭で、朝食やおやつに欠かせない「ビスコッティ(イタリア語でクッキー)」。食料品店には、ビスコッティエリアがあり多くの種類のクッキーが並んでいます。
中でも、クルミリ(krumiri)はイタリア伝統の味わいで素朴ながらあと引く美味しさ。
そのまま食べると少し硬いので、ミルクやコーヒー、紅茶に少し浸けていただきます。
おすすめの購入スポットは、ミラノ大聖堂近くにあるデパート「リナチェンテ」。
街中の食料品店では袋に入って販売されていますが、リナチェンテには可愛らしいどこかノスタルジックな雰囲気の缶に入って販売されています。
イタリア料理に欠かせないバルサミコ酢。
伝統的なバルサミコ酢は、モデナ(Modena)という街で作られているのです。
本場のバルサミコ酢は、コクがあり濃厚でとろりとしたテクスチャーが特徴。
イタリアには数多くのバルサミコ酢がありますが、ぜひモデナのバルサミコ酢を味わってみてください。
サラダやチーズ、お魚お肉料理にも合わせられ、他とは違う味に驚くと思います。
黒いボトルに「Modena」と記載されているのを忘れずにチェックしてください。
今回、購入したバルサミコ酢はクルミリと同じリナチェンテで購入しました。
リナシェンテ最上階にある食品エリアには、他にも多くのこだわり食材が置いてあるので訪れてみてください。
ミラノを代表するプラダグループの「マルケージ」には、落ち着いたパステルカラーの箱とリボンが特徴のギフトボックスがあります。
店内は、クッキーやジャム、多くの種類のチョコレートがあり見ているだけでも楽しめるのです。
マルケージのチョコレートは、しっとりとしたやわらかさが特徴。
ミルクチョコレート以外にダークチョコレート、コーヒー、ピスタチオクリーム、ヘーゼルナッツ入りなど様々な味わいが堪能できます。
マルケージは食事ができる場所もあります。カフェ情報はこちらを参考にしてください。
イタリア土産に欠かせないチョコレートショップ「ヴェンキ」。
ミラノのあるロンバルディア州のお隣、ピエモンテ州で誕生した「チョコラテリア(Cioccolateria=チョコレート専門店)」です。
ここでのおすすめは、ミラノ限定のパッケージに入ったチョコレート「クレミノ(Cremino)」。
ヘーゼルナッツがたっぷり入ったチョコレートと、ピスタチオやミルクのフレーバーがレイヤーになっていて、口の中でとろけるような美味しさです。
ミラノ限定パッケージは、街のシンボルでもあるミラノ大聖堂と路面電車が描かれています。
日本に一時帰国する際は、サイズも様々で選びやすいので贈り物として購入しています。
チョコレートは、お店で一粒から購入できるので、コーヒーと一緒にその場で味わうこともできます。
グラッパ(Grappa)とは、北イタリア発祥のお酒。
ディジェスティーボ(Digestivo)と呼ばれ、食後に消化の手助けのためショットグラスに入れて飲みます。
グラッパは、ワインを作る工程でできるブドウの皮やタネなどから作られた蒸留酒です。
おすすめショップは、ミラノ大聖堂から地下鉄で10分ほどの距離にある「グラッパ&チョコレートストア」。
ここでは、北イタリアにあるピエモンテ州のグラッパブランド「MAZZETTI(マゼッティ)」とチョコレートブランド「Baratti & Milano(バラッティ&ミラノ)」も販売しています。
グラッパは、製造後すぐに瓶詰めされた透明なものから熟成された琥珀色のものなどさまざま。
手のひらサイズの可愛らしいサイズの瓶に入っているので、お土産にもピッタリです。
グラッパ以外にもレモンリキュールのリモンチェッロなども販売しています。
今回は、ミラノで購入できる美味しいお土産をご紹介しました。
ここではご紹介しませんでしたが、北イタリア発祥のコーヒーブランドもお土産に欠かせません。
トリエステ誕生のイリー(illy)やベローナ生まれのペリーニ(Pellini)は、香ばしい香りが魅力的です。
ワイン好きの方には、ロンバルディア州で製造されている上質な「フランチャコルタ」もおすすめ。イタリアでスパークリングワインを意味するスプマンテ、華やかなフレーバーと繊細な泡立ちが特徴です。
旅行でミラノを訪れた際は、お土産にイタリアの美食を自宅でも堪能してください。