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間もなく9月も終わりますが、ストックホルムは珍しく暖かいです。朝晩はジャケットなど羽織る物がないと寒いですが、日中は18度ほどで陽が差していれば暑く感じます。そのため、半袖を着ている人も見かけます。そして、まだまだ外で食事を楽しむことができます。ただ、秋の方向には確実に向かっています。木々は色づき始め、朱色や黄色が目立ってきました。10月に入れば、さらには気温が下がり、紅葉も増していくでしょう。10月の目玉イベントとしては、シナモンロールの日や今年のノーベル賞授賞者発表ウィークがあります。ストックホルムへお越しの際は、スウェーデンフード、そしてドキドキ興奮の時間を味わってみてください。
今年で12回目を迎えるフェアでは、厳選された国内外の60以上のギャラリーから1,000点以上の現代アート作品が展示されるほか、アフター・ワークなどのイブニング・イベントも開催されます。
900kr(約12,700円)から9万kr(約127万円)の金額の範囲のアートが揃う中、もちろんアートを購入することができますが、それだけでなく、アートやデコレーションセンスを磨くことができる機会ともなっています。
国内外の約500人の作家による現代工芸の展覧会、ワークショップ、セミナーやパフォーマンスなどが市内70か所以上で行われます。2019年の初開催以来、今年で6年目となります。
スウェーデンには、10月4日の「シナモンロールの日」をはじめ、3月25日の「ワッフルの日」、5月11日の「チョコレートボールの日」など、食べ物をテーマにした日があります。その中でも有名なのがシナモンロールの日です。ベーカーリーやカフェでは事前購入予約も受け付けていて、当日になると大量購入されたシナモンロールが職場で配られたり、また多くの方がシナモンロールを求めてベーカリーへ行ったりします。
この日に合わせて、その都市や町のベストシナモンロールがローカル紙で発表されることもあり、一際賑わいを見せているのが特徴です。
普段は入ることのできないビルが一般開放され、期間中自由に訪れることができたり、現在開発中のエリアやストックホルム中央駅などをガイドツアーで周ることができるイベントです。今年は63か所が対象となっています。一部事前申し込みが必要なプログラムもあり、人気があるスポットは既に予約でいっぱいです。ストックホルムの知らなかった一面を垣間見ることができ、好奇心がかき立てられるうえに、学びにもなるイベントです。
今年もこのビッグイベントがやってきます。2024年のノーベル賞授賞者が決まるおよそ1週間に、ノーベル賞各賞に関連するトークショーや過去のノーベル賞授賞者の講演などが開催されます。12日、13日を除く各日には各賞授賞者の発表の瞬間を生中継で味わうこともできます。またストックホルム市庁舎では、子ども向けに授賞者になりきれるイベントや課外授業が開催されます。
70か所以上の会場で約280組のパフォーマンスが行われます。スウィング、ハードバップ、ニュージャズ、ファンク、フリーフォーム、ソウル、アフロビート、エレクトロニカ・ジャズ、フュージョンなどワールドクラスのジャズ音楽を堪能することができます。