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地下鉄3号線「安国」駅2番出口を出て約6分ほど歩くと、
その右手に「撝謙斎(フィギョムジェ)」と呼ばれる韓屋と、左手に白い洗練されたビルが印象的な
「LOW ROOF」カフェがあります。
どちらも同じ運営元で、撝謙斎はソウル民俗文化財に指定されています。
撝謙斎はレンタルスペースとして利用されており、有名ブランドのローンチイベントや展示など
さまざまな催し会場として使用されています。
それでは、白いビルのLow Roofに行ってみることにします。
入口を入ると、1階はカウンターがあり、カウンターの前にあるセルフレジでオーダーします。
Low Roofは、1階から3階まであり、2階と3階はテーブル席になっています。
Low Roofは、韓国の伝統フードを現代風にアレンジしてスイーツやドリンクにしたオリジナルのメニューが揃っており、「梨とジンジャーのムース」や「ヨモギと柚子のムース」、「シッケムース」の3つのシグニチャースイーツ(各8500ウォン)は特におすすめです。
季節限定の旬のフルーツを使ったスイーツもあり、他ではなかなか味わえないスイーツを味わうことができます。
また、ジャスミン水正果(7000ウォン)や水正果ミルクティ(6500ウォン)など伝統的なドリンクをはじめ、シグニチャークリームラテもこちらの人気メニューとなっています。
各種コーヒーやお茶やエード類などのドリンクや、マンゴパヴロヴァなどのモダンスイーツも揃っています。
今回は、シッケムースと限定メニューのイチジクタルト(8800ウォン)、ドリンクにはジャスミン水正果とアメリカーノ(5000ウォン)をオーダーしました。
伝統的な自然な美味しさと現代的な洋菓子をあわせたスイーツの美味しさってどんな感じ?と思っていたのですが、
シッケムースを食べると、シッケの風味と米粒も細かく食感としてありつつ、甘すぎない繊細な新しいムースを食べている感じで、すごくあいます。
イチジクは韓国でも女性に特に食べてほしいフルーツとして昔から夏の季節によく食べられているフルーツですが、
優しい甘さのイチジクとタルトが口の中でよくあいます。
ビジュアルもどちらもきれいです。
ジャスミン水正果も最初は、水正果で使用されるシナモンや生姜などを考えると、それにジャスミン茶ってあうの?
と思っていましたが、ジャスミンが水正果のパンチを抑えやさしく飲みやすいドリンクになっています。
撝謙斎でイベントがない日は、撝謙斎の中庭にあるテラスを利用できるそうなので、
イベントのないお天気の良い日は、撝謙斎のテラス席で美味しいスイーツとドリンクを召し上がってみてはいかがでしょう。