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ロンドン・ライフに欠かせないと言って、けして過言ではないパブ。
日本でいう居酒屋や一杯飲み屋とは趣が異なり、飲酒そのものよりも社交の場として重宝されています。また近年では食事を出すパブが多く、昼間から子供連れファミリー客やシニア層が集うファミレスに近い光景も。
もちろんロンドンには名物パブが沢山あり、今回ご案内する「モンタギュー・パイク」も大変ユニークな場所です。
1911年に建てられた頃は、モンタギュー・パイクという名前の人が展開していた映画館のひとつ。当時と同じサイズのスクリーンが掲げてあるので、映画館だった様子も想像できますね。
やがて時代が変わり映画館としての役目を終えた後は、ロンドン音楽シーンを牽引した「マーキークラブ(Marquee Club)」が1988年にここへ移転。1996年にそれもクローズした後、今のパブとなったそうです。
だからマーキークラブだった頃に出演したバンドのポスターや、楽器が飾ってあったりします。映画やロックが好きな人にとっては、嬉しいトリビア満載のパブでしょう?
なおここは、庶民派パブをチェーン展開している「JDウエザースプーン」の系列。ドリンクも食事も良心的な料金設定なので、気軽に利用できるのも嬉しいですよ!