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日本にはないDay Light Saving Timeをご存知ですか? 今の時期にアメリカを訪れる方には、ぜひご注意いただきたい時計の針の進み方をご紹介します。
Day Light Saving Time(DST)とは、アメリカで、春と秋に時計を変更する制度です。具体的には、春の最初の日曜日に時計を1時間進め(午前2時が午前3時になる)、秋の最初の日曜日にその時間を元に戻す(午前2時が午前1時になる)仕組みです。この時計の針の動かし方により、アメリカの住民は春に1時間の時間を失い、秋には1時間の時間を増やします。
そのため、”Back to Spring, Moving to Fall(春は後ろに下がり、秋は前に進む)”という言い回しで現地の住民たちは時計の変更を覚えるようにしています。
実施期間:
DSTの目的は二つあるとされています。まず、1つ目は、エネルギーの節約です。夕方の明るい時間を引き延ばすことで、電気の使用時間を減らすことを目指しています。2つ目は、野外活動の促進です。時計を調整することで明るい時間が増えるので、屋外での活動がしやすくなります。
ですが、このDST、実は、アメリカ全土で一律に実施されているわけではありません。ハワイやアリゾナ州の一部など、一部の州や地域では採用されていないそうです。
今年の今の時期にシリコンバレーにいらっしゃる方は、くれぐれも11月3日の時間変更をお忘れなく予定を組まれてくださいね☺