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【カリフォルニア】レンタカー運転ガイド

テッド@サンフランシスコ

テッド@サンフランシスコ

特派員

更新日
2024年11月25日
公開日
2024年11月25日

アメリカでの旅行で郊外に行く場合、交通機関が日本の様には発達していないのでどうしてもレンタカーの利用することが多いとおもいます。カリフォルニアは、郊外は高速道路(フリーウエー)の他に幹線道路(ハイウエー)なども充実しているので、交通ルールを守ればとても便利です。右側通行以外は、日本とほぼ同じですが、少し注意することが有るのでまとめてみました。参考にしていただければ嬉しいです。

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レンタカーで有料橋を利用する場合

ゴールデンゲートブリッジ(GGB)始めサンフランシスコ(SF)近郊の湾に懸かる橋は、SFに向かう方向が有料となっています。またロサンジェルス(LA)付近には、有料の高速道路(Toll Road)が’あります。
現金での支払いはできません。ETC(FasTrak)また車のナンバーを読んでの事後請求になります。
レンタカーでそれらの有料橋・道路を利用する場合、レンタカー会社の有料道路サービスを利用するのがお勧めです。サービスは利用するレンタカー会社毎に異なります。
FasTrakを現地で入手して設定を行うことも可能ですが、手間がかかるのでお勧めではないです。

レンタカー会社毎の課金を現時点でわかる範囲で記載します。料金を含めたサービス内容は変更になる可能性があります、必ず借りるときにご確認ください。

Hertzハーツ

プリペイド料金サービス PlatePass® に加入して、ドライブ中に料金所を通り抜けましょう。コインや現金を探したり、領収書を待ったりして長い列に並ぶ必要はもうありません。PlatePass® オールインクルーシブ料金所を利用すると、渋滞を抜けて高速レーンに入ることができます。PlatePass®

オールインクルーシブ料金所は、低額の 1 日料金で、レンタル期間中、無制限に料金所を利用できるプリペイド料金所をドライバーに提供します。つまり、レンタル中もレンタル後も料金所について心配する必要はありません。PlatePass® オールインクルーシブ料金所ですべて処理されます。

PlatePass は Hertz が提供する通行料金徴収プログラムです。詳細については、Hertz の Web サイトをご覧ください。

お客様には、通行料金ごとに割引なしの最高現金料金が請求され、通行料金が発生した暦日ごとに 4.95 ドルの手数料が加算されます。PlatePass 手数料に上限はありません。レンタルの請求書には PlatePass 料金は記載されません。PlatePass 料金は www.platepass.comで確認できます。

AVISエイビス

Avis e-Toll は、北東部 (メイン州からノースカロライナ州まで)、カリフォルニア州、シカゴ地域、コロラド州、フロリダ州、オクラホマ州、テキサス州、ワシントン州、プエルトリコで提供されています。

キャッシュレス通行料金 – カナダ

「キャッシュレス料金所」の道路がある場合がありますので、ご注意ください。これらの道路を走行するドライバーは、これらの道路に入った後は現金で支払うことができません。お客様は自動的に当社の e-Toll サービス プログラムにオプトインし、レンタル 1 回につき 17 ドルと GST/HST が請求されます。また、発生したキロメートル料金とビデオ料金が、料金所当局が公表する最高現行料金で請求されます。料金は、レンタル後 4 ~ 8 週間で、お客様の請求口座または登録されているクレジットカード/デビット カードに請求されます。

Enterpriseエンタープライズ

  • TollPass™ サービスをご利用ください
    ゴールデン ゲート ブリッジとベイ エリア ブリッジを渡るだけです。料金所でナンバー プレートの写真が撮影され、通行料の支払いが電子的に行われます。これらの橋を使用すると、自動的に TollPass™ サービスに登録されます。レンタル契約書に記入されているクレジットカードまたはデビット カードに、すべての通行料に加えて、使用日ごとに 3.95 ~ 4.95 ドルの TollPass™ 便利料金 (TCC) が請求されます。レンタル期間ごとに 30 ドルを超えることはありません。有料道路を使用しないレンタル日には、TollPass™ 便利料金はかかりません。
  • 詳細はこちらを参照ください。

Budgetバジェット

e-tallというサービスがありますが、Webで見る限り詳細不明です。レンタカー会社にお問合せ下さい。

Turn on RED, NO Turn On RED

赤信号で止まった時に、右折(歩道に沿って曲がる)は、一旦停止後安全を確認できれば右折しても良いです。必ず一旦停止してから右折してください。くどいですが、停止とは車輪が止まることで、車輪が動いていると停止とみなされません。これで捕まっている人多いです。最近は交差点にカメラが付いている所が増えてきました。

曲がっても良いだけで、曲がらなくても大丈夫です。ただ、マナーの悪いドライバーはどこにもいて、後ろからクラクションならされることがありますが、無視しても大丈夫です。

見通しが悪いなど、赤信号での右折が危ないところには、このような掲示があります。NO TURN ON REDと言います。掲示は、通常進行方向右側先の信号機の柱に有ることが多いですが、手前の柱にあったり、それだけの掲示があったりします。これが有る交差点は、赤での右折禁止です。破ると高額($400?)の信号無視罰金取られます。

いろんなサインがありますので、下の写真を参考にしてください。

  • 文字で書いたサイン。これも多いです。
  • LED表示のサイン
  • 信号機の柱につけられたサイン

Four way STOP

住宅街には、このような「ALL WAY」と書かれたSTOPサインの交差点がほとんどです。FOURWAY STOPと呼ばれています。
このサインが有る交差点では、停止線に最初に止まった人が進んで、1台づつ交互に交差点をわたります。同時に着いたときは、規則では「右方優先」ですが、譲ってあげた方が良いかもしれません。手を横に振って合図すると良いです。

ALL WAYまたはFOUR WAYの掲示がないSTOPサインは、交差する道の車は止まらない可能性があるので注意しましょう。

時々信号機が赤の点滅の時があります。その場合はこのFourway STOPが適用されますので、譲り合って交差点を渡ってください。

こちらも、必ず停止してください。特派員もこれで捕まりました。気を付けましょう。

Carpool Lane カープールレーン

4車線の高速道路の一番内側にあるCARPOOL LANEサイン

高速道路に、ひし形のマークが描かれているレーンがあります。日本では「この先横断歩道あり」などの意味ですが、アメリカで「カープール・レーン」のサインです。
1960年代に、交通量を減らず目的で導入されました。場所によって異なるのですが、車に2名あるいは3名以上乗車している車のみが走行可能なレーンです。(一部電気自動車もOKです)適用される時刻も掲示されています。

複数の人が乗っている車をHOV(High Occupancy Vehicle)といいます。レーンの左に掲示があって、「HOV2+」(2名以上乗車)、又は「HOV3+」(3名以上乗車)との掲示が有るので従いましょう。Carpool Laneは終日の場所と、曜日、時間帯によるところがありますので、注意してください。これも左側などに掲示されています。通常週末(土曜・日曜)は除外されています。わからないときは利用しないのが賢明です。カメラで監視しています。

高速以外での幹線道路に設置されていることも有るので、注意してください。

  • 高速道路の中央分離帯に掲示されているCARPOOL LANEの情報掲示
  • CARPOOL LANEを示す、道路の上のLED掲示

Express Lane

EXPRESS Lane稼働中の表示。次の出口までの一人乗車時の料金

EXPRESS LANEは、CARPOOL LANEの発展形です。シリコンバレーを走る高速道路に増えています。
FASTRAKという、ETC装着車だけが使えるレーンです。レンタカーには付いていないので利用できません

HOV3+またはHOV2+の車は、無料で利用できるますが、それより少ない乗車(一人又はHOV3+で2人)の場合は、ETC経由で課金されます。何人から使えるかは、センターラインに掲示されています。
週末や深夜早朝などはFASTRAK無くても誰でも利用でき、その時は「OPEN TO ALL」と表示されています。

  • Express Laneの曜日、時間の表示。看板の左下がETC検知センサーです。

制限速度

高速道路(Freeway)の制限速度は、65マイル(約100Km)です。
郊外に行くと70マイル(約110Km)だったり75マイル(約120Km)のところも有りますが、少ないです。

アメリカの高速道路には、日本のオービスのような速度自動取り締まり機を見たことはないですが、その代わりパトカーが異常に多いです。ネズミ捕りもしていますので、速度違反には注意しましょう。特派員の経験では65マイルの道で+10マイル以内だと捕まらないですが、保証はありませんので、流れに乗って走ってください。

高速道路(Freeway)でない幹線道路(州道など)は、郊外に行くと速度制限が50マイルや55マイルになる所があります。歩行者、自転車がほぼ走っていないので可能なのだろうと思います。

Slower traffic Keep Right(遅い車は右車線)

複数のレーンがある道路では、速度のより遅い車は右側(外側)車線を走るのがカリフォルニアの道交法です。これは高速道路でも一般道でも適用されます。

自分の走っている車線の前の車間が広がっていく場合、その車線の走行としては遅いと考えましょう。制限速度とは関係ないですので注意が必要です。4車線のFreewayでは、制限速度で走るには路肩から2車線目を走ると良いとおもいます。

SFO付近のお勧めのガソリンスタンド

SFO(サンフランシスコ国際空港)近くのお勧めのガソリンスタンドです。
セルフのガソリンスタンドでは、タッチ式のクレジットカードが必須です。たまに事務所に来るように言われるときがあります、ポンプ番号(ポンプの上に数字が表示されています)と、多めの金額を伝えましょう。実際の請求は給油したガソリン代なのでご安心ください。レンタカーを返すとき最後に給油したレシートを求められることが稀に有るので、レシートもお忘れなく。

1.Speedway (176 Gateway Blvd, South San Francisco, CA 94080) 24時間営業
US101のSFOの1マイルほど北にあります。COSTCOを除けば、SFO付近最安値で、近くの他のガソリンスタンドに比べて$0.5/G~$1.00安い気がします。

2.COSTCOガソリン(451 S Airport Blvd, South San Francisco, CA 94080)
日本でコストコの会員の方は、こちらが確実に最安値です。会員カードをお忘れなく。
平日06:00-21:30、週末06:00-20:00です。

3.ARCO (1 Rollins Rd, Millbrae, CA 94030)  24時間営業
US101を南から空港に向かう場合、SFOの一つ手前のMillbrae Aveで降りた所にあります。
同じ敷地にIn-n-Out Bergurがあります。

頻度が低いもの

緊急車両(救急車、消防車、パトカー)

緊急車両がサイレンを鳴らして近づいてきた場合、路肩に寄って停止してやり過ごしてください。交差点で横から来た場合も同じです。

School bus対応

スクールバスが、STOPサインを展開している場合、児童が横断する可能性があるので、対向車線も含めて停止してください。めったの遭遇しないですが、守りましょう。

Slower Traffic use Turnouts(遅い車は待避所に入る)

山道などに掲示されています。

1車線の山道などでのルールです。自分の後ろに 5台以上の車が繋がっていたら、待避所に入ってやり過ごすのがカリフォルニアの道交法です。所々に「TURN OUT」と掲示された待避所があります。

待避エリアまたは車線

2 車線の道路には、特別な待避エリアまたは車線が設けられている場合があります。これらのエリアまたは車線に退避して、後続の車が通過できるようにします。

交通渋滞時にはターンアウトを利用

追い越しが危険な 2 車線道路を低速で走行しており、後ろに 5 台以上の車両がいる場合は、他の車両が追い越せるように待避エリアまたは車線を使用する必要があります。

知人これで捕まった人がいます。たとえ制限速度でも後ろに繋がったら避けるのが良いとおもいます。

最後に

若干余計なお世話の話も多いですが、アメリカの自動車運転マナーは日本よりも良い気がします。規則を守って安全運転でアメリカを楽しんでください。

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