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11月19日、紅葉を訪ねて左京区の 真如堂へと入りました。
「真如堂」。正式な名前は真正極楽寺。
真如堂は、平安初期に円仁が霊木で彫った天下三如来のひとつ阿弥陀如来を
本尊として堂宇を建てたのがはじまりです。
境内には三重塔、書院、元三大師堂、鐘楼などの伽藍が並び、山門から本堂まで、
ゆるやかに延びる参道の両側からは、モミジが枝垂れています。
モミジのなかに、三重塔が見えました。
京都の気候は、11月半ばを過ぎて朝晩は、めっきり冷え込んで来ています。
真如堂の紅葉の色付きですが、昨年も同時期に寄せて頂いた時と比較すると
今年の紅葉は少し遅れて気味かと思いました。
二割~三割くらいは紅葉が始まっていますが、まだ青モミジが多いです。
真如堂の建つこの辺りは錦林(きんりん)エリア。
「錦林」という名の由来ですが、この辺りは明治まで
うっそうとした森が広がっていたそうで、その森の紅葉は錦の織物の様に美しいと言われ、
錦の林・『錦林(きんりん)』と呼ばれたそうです。
いまもこの地域には錦林の名がつく小学校などが残っています。
境内では、何か所かで色付いたモミジが見られます。
今週の京都市内の気温は、最低気温は6°、最高気温は17°。
夜から朝にかけて、寒くなっています。
今週の朝晩の冷え込みで、真如堂のモミジも
かなり色付いて来ると思いました。
真如堂(真正極楽寺)
〇住所
京都市左京区浄土寺真如町82
〇アクセス
バス停・錦林車庫前から徒歩約10分/南禅寺から徒歩約15分(1.3km)