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アルゼンチンで一番お薦めなのは牛肉料理です。中でも炭火でじっくり焼くアサードという調理法が有名です。そのアサードでは様々な部位を焼きます。また牛の成長により肉質は変わっていきます。
特においしいのはノビージョと呼ばれる2,3歳の若い去勢した雄牛の肉です。
私の行きつけのレストラン La Cabrera ラ・カブレラではノビージョを中心に提供していますが、
今回は
アサードデティラとロモはどちらがおいしいか検証してみました。
asado de tiraは骨付きバラ肉そして lomo はヒレ肉です。
骨付きのお肉は焼き方はa punto ア・プント「ちょうど中に火が入った状態」ミディアム
ヒレ肉は vuelta a vuelta ブエルタアブエルタ「両面に火が通った状態」レア
で頼んでみました。
アサードデティラは二本長くて大きいのが来ます。
ロモは四切れでちょうどいいサイズの大きさですが厚いので焼け具合はどうでしょうか。
次は両方を同じお皿で比べてみました。
血が滴る感じのロモと比べて、左がアサードと一般的に呼ばれるアサードデティラです。
炭火焼のアサードはこれは調理方法を指し、こちらは部位を指します。
左のアサードはほっこり焼けていて中がまだ若干赤いですが血が滴ってくるほどではありません。
アルゼンチンの人は実際はもう少し焼けているコシード、ウエルダンの手前ぐらいのしっかり焼きが好みですが、どちらにしても外側がカリカリとしていて焦げている訳ではなく、また脂身が炭火に落ちてかえるいわゆるスモークが聞いていて香ばしいです。
ラカブレラはお肉だけではなく付け合わせの惣菜がまた旬に合わせたり流行に合わせたりしていつ行っても違う味で楽しめることができます。そのためサラダなどたくさん頼むとこのようなバリエーションのある味が楽しめないのでご注意ください。
お店のサイトにいろいろ載っていますので、ご参考にしてください。
La Cabrera https://www.lacabrera.com.ar/
なお、アルゼンチンはレートが変わるのでドル建てで申し上げますが、この主菜二点に、前菜はチョリッソとモルシージャ、そしてLuigi Bosca Malbec Sangre DOC という良い赤ワインと水にコーヒーでチップを含んで2024年11月現在200000ペソ+チップで 合計約200ドル相当になります。
■La Cabrera ラ・カブレラ
住所:Cabrera 5099
La Cabrera Norte ラ・カブレラ ノルテ 北店
Cabrera 5127 注意)二軒続けてあります。角の方が古い店舗です。ノルテの方が少しスペースが広いです。
電話番号 Whatsapp +5491151833604 テキストメッセージで日時、人数で予約可能(スペイン語、英語、日本語対応)
定休日:なし ただし、クリスマス、年末年始は特別メニュー事前予約のみになります。
営業時間 午後12時30分から午後3時30分ごろまで ランチタイム ランチメニュー有
午後6時30分から午後8時まで ハッピーアワー 早い時間なので割引有。ただし先着順と店内許容人数まで
午後8時30分から深夜 ディナータイム
URL:La Cabrera https://www.lacabrera.com.ar/
すみません、その結果ですが一緒に行った四名それぞれ投票し、見事に二対二すなわち甲乙つけがたくみなでシェアしてそれぞれの肉の特性とまた付け合わせを楽しむのが一番となりました。
((ちなみに前菜のチョリッソもアサードも食べきれませんでしたので持ち帰り次の日の昼ご飯になりました。))
ちなみに私の一番好きなのは pera al roquefort ペラ・アル・ロケフォル という洋ナシのロッケフォールチーズ乗せです。何ともくせになる味です。このフルーツにチーズそして肉の合間に口にすると何ともいえない風味が広がります。
ブエノスアイレスにいらっしゃったら是非、ラカブレラで夕食をゆったりと楽しんでください。
本日の注文は
2 aguas, 2 cocas y 1 Luigi Bosca Sangre DOC Malbec
1 chorizo y 1 morcilla (matrimonio)
1 asado de tira centro y 1 lomo
4 cafés
でした。