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【モントリオール】冬の風物詩「Lumino(ルミノ)」フェスティバル

NAMI

NAMI

カナダ特派員

更新日
2024年12月1日
公開日
2024年12月2日
©QUARTIER DES SPECTACLES MONTRÉAL

モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。

本日ご紹介するのは、モントリオールの冬の風物詩でもある光の祭典「LUMINO(ルミノ) 」についてです。

モントリオールの冬を彩る光の祭典「Luminothérapie(ルミノテラピー)」が、さらなる進化を遂げ「LUMINO」として新たな輝きを放ちます。
2024年11月28日から2025年3月9日まで開催される、今年第15回目となるこのフェスティバルは、ダウンタウンのQuartier des Spectaclesを中心に、光やアート、テクノロジーが融合した幻想的なクリエイティブスペースが広がります。

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日暮れから午後11時まで毎日無料で楽しめるこのイベントは、モントリオールの冬の風物詩として定着しています。
市民や観光客を魅了しながら、創造性とテクノロジーが融合した最先端のパブリックアートを披露するとともに、モントリオールの国際的な文化的地位を高めます。

「ルミノテラピー」から「LUMINO」へのリブランドはさらなる挑戦を象徴し、ヴィルマリー広場からエミリーガムラン広場まで、ダウンタウンに広がる15の公共スペースに、屋外14作品、屋内11作品、ビデオプロジェクション7作品、さらにサプライズアートを含む30以上の作品が、4か月にわたり順次展示される予定です。

「LUMINO」はモントリオールの長く寒い冬を明るく照らすと同時に、芸術とテクノロジー、そして地域コミュニティを結びつける新たな光の物語を描くでしょう。

展示会場は以下の通りです:

・プラス・デ・ザー
・コンプレックス・デジャルダン
・ダウンタウン周辺
・ヴィル・マリー広場(PVM)
・モントリオール国際会議場
・カルティエ・ラタン
・BAnQ(ケベック国立図書館)
・ル・セントラル
・フェアモントクイーンエリザベスホテル
・UQAM(ケベック大学モントリオール校)

注目の主な作品をご紹介します。

「Éloge de l’air(エロージュ・ドゥ・レール)」2024年11月28日~2025年3月9日

ヴィルマリー広場のエスプラナードに設置されたChevalvert(シュヴァルベール)の作品。
高さ約5メートルの巨大な旗をシーソーのように漕いで高く掲げて風に舞わせるという、一般の来場者も参加できるインタラクティブな体験ができる。

©︎Éric Dahnier Éloge de l'air de Chevalvert

 

「At the Hand(アット・ザ・ハンド)」2024年11月28日~2025年1月5日

プラスデザーのエスプラナードに展示されるPatrice LaCroix(パトリス・ラクロワ)の作品。
設置された台のライトアップ部分に手をかざすと、自分の手が作品に投影される仕組みで、来場者にユニークな体験を提供。

©︎Ulysse Lemerise At the Hand de Patrice LaCroix

 

「Les Fabuloscopes(レ・ファビュロスコープ)」2024年11月28日~2025年3月9日

BAnQ(ケベック国立図書館)前に展示されているこの作品は、モントリオールのケベック大学でデザインを学んだフランス人およびフランス系カナダ人の卒業生によって結成されたデザインスタジオ「La Camaraderie」と、Eruoma Awashish(エルオマ・アワシシュ)による共同制作です。
ストロボスコープを用いたこの作品では、通行人がアニメーションの制作プロセスに参加できる仕組みが取り入れられており、創造性あふれるインタラクティブな体験を提供。

©︎Ulysse Lemerise Les Fabuloscopes de la Camaraderie avec Eruoma Awashish

 

「Lustres(リュストル)」2024年11月28日~2025年3月9日

セント・ジェームス・ユナイテッド教会の前庭に展示されたこの作品は、フランスを拠点とする多彩なスキルを持つ6人組の技術チーム「TILT」によるものです。
作品はオープンエア・ボールルームの雰囲気を演出し、訪れる人々にユニークで特別な体験を提供。

©︎Ulysse Lemerise Lustres de TILT

 

「1000 Visages(ミル・ヴィサージュ)」2024年11月28日~2025年3月9日

Esplanade Tranquille(エスプラナード・トランキール)のアイスリンク前にそびえるのは「+Amor」として知られるAlejandro Figuerroa(アレハンドロ・フィゲロア)によるキネティック・アート。
高さ12メートルの巨大なアーチに組み込まれた1,779枚の動く鏡が、壮大でダイナミックなビジュアルを創り出す。

©︎Ulysse Lemerise

 

「Biolumen(バイオルーメン)」2024年11月28日~2025年3月9日

モントリオール国際会議場前に展示されたこの作品は、Rahda Chaddah(ラーダ・チャッダ)とトロントに拠点とする建築・デザインスタジオ「RAW Design」による作品。
海に生息する生物発光生物からインスピレーションを得たインスタレーションで、静かな瞑想体験を提供する。

この他にも多くの作品があり、モントリオールの冬を彩り、訪れる人々はユニークななアート体験が出来ます。

©︎Ulysse Lemerise Biolumen de Rahda Chaddah et de RAW Design

LUMINO

住所:Esplanade de la Place des Arts pour Quartier des spectacles、他
開催期間:2024年11月28日〜2025年3月9日
開催時間:月曜日~日曜日:日暮れ~23:00
ウェブサイト:https://www.quartierdesspectacles.com/en/event/342/luminotherapie-15th-edition/
アート設置場所マップ:https://www.luminomtl.com/en

本日は11月28日から始まった、モントリオールの冬の風物詩でもある「Lumino(ルミノ)」フェスティバルをご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)

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